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皇紀2667年全国時局講演会「奉納演説」鳥肌実氏インタビュー 後編

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引き続き、鳥肌実氏の熱弁インタビュー!第二弾!

■演説会を始めてもう何年くらいですか?

1999年の野音から開始いたしましたので、8年目ですね。このスタイルになって。

■西鉄ホールのオープンと一緒ですね。’99年オープン。

これはひとつ何かバイオリズムが合致したというかね。飛ぶ鳥を落とす勢いの西鉄ホールさんと急降下爆撃機のごとく人気が落ちているわたくしと相反するバイオリズムがちょうどここで・・・・ですね(と、また尻つぼみな話に)

■ずっと一人でやられていますが、どうして今のスタイルに?

東京に上京してから、一人でやるスタイルを色々試してはいたんですけどね、紆余曲折しながらですね、既製のお笑いライブにネタ見せに行っても出してもらえないのなら、もう自らストリートに出て行って無理矢理、聞いてもいないお客様を引っ掴まえて客にするしかないっっ!そしてその場合、演説スタイルしか無かったわけですね、私に残された選択肢としては。ですから消去法のごとく、なるべくして今のスタイルに落ち着いてしまった。この自分の哀しい芸風に、えー、ホントに逆恨みというような感じではございますけれども、とにかくですね、やはり、うーん、なんだろうね・・・。

■鳥肌さん、質問を見失ってきてませんか?

・・・ちょっと朧げになってきてしまいましたね。すみません(汗
質問の内容なんでしたっけ?

■どうしてこの演説スタイルに落ち着いたかってことです(笑)

・・・忘れてしまいました。いや、もうなるべくして自然にね、頭で考えたわけでもないんですよ。今も変化していますし、演説と言ってもビミョーに変わってきていますし、当初より、よりフリーキーな喋りになってきていますしね。やっぱりその辺は単純に流れに任せてますね。自分がこうあるべきだとかあんまり頭で左脳で考えるより、右脳でですね、何事も突然に、変化し続けておりますね。ですから、スタイルの確立というのは私には永遠に無いんじゃないかと。

■確立されてる感じはすごくしますけど。

まあ、外見的な部分に関してはね、なんとなく固まりつつありますけれども、こと芸に関して、この喋りに関して言うとですね、何ともこう、毎年キャラクターはビミョーに違いますね。ビデオを見返したりすると、脂ダヌキみたいにねちっこい時もありますし、あっさりしている時もありますからね。ただ単に前の日、セックスしているかしていないかってことで、だいぶ影響してくるみたいですけれども(笑)申し訳ございません、今、気づいてしまいました。なぜ私の芸風がその日によって変わるのかをね。今、話してて気づいてしまいましたね。性欲が溜まってるか溜まってないか、というのがですね、演説に多大に影響されているみたいです。

■以前発売されているCDなどと比べると、今日お話しした感じではやはり昔とは全然違う感じですよね。

まあ、あれはあれでひとつの作品であり、CDの音源というのは、複数回聴いても視聴に耐えれるものといった、音楽に近いコンセプトで作りますからね。わたくし自身はレゲエだと考えておるんですけどもね。ああいったCDは、演説の合間合間に、ライブとかでも時々やるんですけれども・・・この頃では一切ウケないというですね・・・まあ状況にはなってますが、そういう意味では演説スタイルが変わってきている部分でもあるんですよ。
常に舞台上で、できる限りのパフォーマンスをお客様に観ていただきたいと考えていますし。ですから今回の公演も、是非っとも楽しみにしていただきたいなと。みなさん!期待しておいてくださいっっっ!

■(笑)・・・いま、勝手に締めましたね。インタビューを。

あ、、、朧気に締めてしまいましたね。。。すみません。。。

■まあ、また新たな鳥肌さんを見ることができる、ってことで・・・すよね?

そうですよ!ですからホントにね。変わって無いじゃない!またいつもの同じキャラクターで、って言われることもありますけど、ホントに毎年毎年、自分で言うのも寒いですけども、わたくし、変化してきております。体重も増え続けてきておりますしですね、頭も禿散らかしてきておりますし、色んな意味で、変化し続けておりますので、その辺をとくとご覧いただきたいな、と。デザインは一切変わりませんけれど「ニュー玉砕スーツ」のサイズがですね、胴回り15センチアップという。新しいスタイル。

■今までのストイックなシルエットとは若干、変わりますか?

シルエットはですね、ただのフツーのおっさんスーツになっております。はい。モッズ系の名残は一切ない。えーモッズ系からただのオヤジ狩りスタイルになってきておりますから。

■(チラシを見ながら)こういうチラシのデザインとかロゴマークとかは誰が決めるんですか?

これはもちろん、全部わたくしが。自作で。もちろんオペレーションはデザイナーにお願いしますが、文字、フォントに至るまで、私のセレクトで。構成、レイアウト、デザインものに関しては、わたくしは逐一、ミリ単位で指示させていただいております。

■HPなんかも、すごく計算された感じがありますよね。デザイン的にも。

あのー、わたくし、むしろ台本とかネタには一切、興味を示さないんですけれども、こういうビジュアル面での演出に関しては異常なまでに執着がございまして、その点に関しましては、自らビジュアル系を明言させていただいておるんですけれども、本当の意味でのプロパガンダといたしまして、非常に重要なことだと思うんですね。アドルフヒトラーのナチスにおける第三帝国において、そういった「ナチスカラー」といった、芸術美術を様々な国家戦略として国策としてやっていきましたから、わたくしなんかもこれはひとつのですね、デザインも含めてのイデオロギーだと考えております。何も政治的思想が右か左かということだけがイデオロギーじゃないんです。ファッション、チラシ、その他全てがですね、ひとつひとつ、イデオロギーであるとわたくしは考えております。

■何だか少しだけ、わかった・・・ことにします。ありがとうございました。

それでは最後に言い残したことを。もう何を喋ったのかも、全く覚えてないほど頭の中が真っ白な現在ではございますけれども、わたくし自身、皇紀2667年この奉って納める奉納演説会を催す、当事者といたしましては、わたくしの魂の叫びを聞いて、みなさん、是非とも鳥肌を立てていただきたいな、と。えー、締まらない挨拶ではございましたが、本当の意味で、“素”を皆様に差し出したいなという思いでいっぱいでございます。この福岡の土地から無所属廃人前科二犯、わたくし鳥肌実、本格的に、選挙に出馬することは辞退させていただきたいという風に明言させていただきます。よろしくお願いいたします。吹いて吹かせて、吹かせて吹いて、鳥肌実でした。

 

 

【西鉄ホール】
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鳥肌実 全国時局講演会『奉納演説』
■公演日/11月16日(金)〜18日(日)19:00
■出演/鳥肌実
■料金/3,500円(全席指定)※当日500円増
〈電子チケットぴあ Pコード〉379-159 ★Pコードクリックでチケット購入できます
〈ローソンチケット Lコード〉86940
 ことり事務所 03-5328-8295
 西鉄ホールオンラインチケット

 

 

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