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『巫女っちゃけん。』福岡先行公開初日に主演の広瀬アリスが登場!

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夢も希望もない巫女に、突然舞い降りてきたのは、どーしょうもない悪ガキだった。暴力巫女のレッテルを貼られ、警察からは児童虐待の容疑をかけられ、追い詰められた巫女のしわすが、最後に取った行動とは…福岡県の宮地嶽神社を舞台に繰り広げられる神社エンタテインメントムービー。

2/3(土)の全国公開に先駆けて、1/20(土)にロケ地福岡にて先行公開となった本作。主人公しわすを演じる広瀬アリス、公開オーディションで選ばれた健太役の山口太幹、グ スーヨン監督が、福岡の初日舞台挨拶に登場!

◆本作は一昨年の夏頃に福岡県福津市で撮影されたということですが、福岡先行公開の初日を迎えてどのようなお気持ちですか?

広瀬アリス:やっと、って感じです(笑)。撮影当時が21歳だったんですけど、今、23歳になりまして、太幹も8歳になって、最近は全然側に来てくれないし、喋ってもくれないし、そんな時間が経ったんだなと思います。もうクスリともしてくれなくなりました(笑)

山口太幹:500人の中でオーディションに合格したんですけど、楽しかったことや大変だったことをいっぱい思い出しました。いっぱい食べるシーンがあったんですけど、そこが大変でした。

グ スーヨン監督:ここまで来たら、あとは神頼みですね。宮地嶽神社は、九州で一番の商売繁盛の神社なので、神様がなんとかしてくれるんじゃないかと思ってます(笑)

◆広瀬さん、太幹くんはそれぞれ初めて会った時の印象はいかがでしたか?

山口太幹:すごく綺麗な人だなと思いました。今まで会った中で一番綺麗でした。

広瀬アリス:その一言で、2018年は、めっちゃいい一年になりそうです。
初めての印象は、まず目がいったのがおでこ。今日も健在で、一番におでこを触りました(笑)もともと健太は台本上台詞がないんです。一番最後の最後に一言喋るんですけど、読み合わせをした時に、声変わりをしてない声を久々に聞いて、かわいくてかわいくて。現場でもすごく明るくて、いつもムードメーカーでした。

◆二人だけの思い出はありますか?

広瀬アリス:夜の撮影を終えて、大部屋の楽屋に私が帰ってくると、テーブルの上に「アリスちゃんお疲れさまでした」というメモと大量のお菓子が置いてあって、なので私も大量のお菓子をお返しにプレゼントしました。すでにこんな心遣いが出来るなんて、将来がちょっと怖いですけど(笑)

山口太幹:アリスちゃんといっしょに台本を読んだり、健太は喋れないからアリスちゃんに表情で表現することを教えてもらいました。

◆しわすはどんな巫女さんだと思いましたか?

山口太幹:とても口は悪いけど、僕はしわすのことを優しい人だなと思いました。だから、健太もしわすのことを信じていたんだなと思いました。

広瀬アリス:最初はどうしようもない子供という印象だったんですけど、どんどん親心じゃないですけど、なんとかしなくちゃと思わせてくれる存在だったなと思います。

◆広瀬さんのイメージも今回の役でだいぶ変わったんじゃないかと思いますが、いかがですか?

広瀬アリス:実は、しわすの方が地に近いですね。脚の行儀の悪さは自分かなと思っちゃいました(笑)。テレビのバラエティー番組を収録している時も、いつも遠目でマネージャーさんが脚を閉じなさい!というジェスチャーをするので。そういうところは素が出たかなと思います。

◆喋らないで演技をするのは難しかったですか?

山口太幹:はい。今は喋っているけど、喋れない役なので表情とかで現すのが難しいと思いました。

◆監督にお聞きします。喋らない健太という存在はこの作品の中で大きいでしょうか?

グ スーヨン監督:それが物語を引っ張っていくので重要な役どころですね。本当に喋れないんじゃないかと観ている方は思うかもしれませんが、実はただ気に入らなくて喋らなかっただけなんです(笑)。しかも太幹くんは秒数で演技をするんですよ。「ここは何秒でやるんですか?」と聞いて、その秒数に合わせて表情を作っているんです。6歳でよくそんなことができるなと思って驚きました。

◆福岡での撮影はいかがでしたか?

グ スーヨン監督:福津市は海あり山あり、少し栄えた街や古い街並みもあるしモダンな街並みもある。そんなに移動しなくてもいいシーンがたくさん撮れる場所というのは、なかなかないですね。宮地嶽神社も大きな神社なので色んなシーンが撮影ができました。(笑)本当にお世話になりました。

◆撮影場所となっていた宮地嶽神社はいかがでしたか?

広瀬アリス:まず一番に感じたのは「大きな神社」ということ。撮影に行く時に、まずは参拝をしてからメイクルームに行くという生活を送っていたので、毎日新鮮な気持ちで撮影することができました。

山口太幹:僕が思った神社っていうのは、神様が住んでるのかなと思っていたけど、巫女がいるというのは知らなくて、そこで知りました。

 

◆最後にこれからご覧になるみなさんに一言お願いします。

グ スーヨン監督:この作品は、福岡でお客さんが入らないと全国で入りません(笑)。ゆるい映画なんですが、こういう映画こそ、大きなスクリーンで見ていただくと、細やかな表情まで見ることができます。この映画で伝えたかったことは、うまくいかない事はたくさんあるけど、そういう時に、ふとした思いやりで、うまくやっていこうということ。年齢関係なく楽しんでいただけると思います。2回、3回、飽きるまで見ていただけるとうれしいです。

山口太幹:初めてのオーディションで合格して夢のような経験をさせてもらいました。これからは色んな役ができる俳優を目指すので、みなさん応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました。

広瀬アリス:ぜひ福岡の方には何度も見ていただけたらいいなと思っています。よろしくお願いします。

 

 

 

『巫女っちゃけん。』福岡先行公開中!2/3(土)全国ロードショー

【監督】グ スーヨン
【出演】広瀬アリス
山口太幹、MEGUMI、飯島直子(特別出演)、リリー・フランキ―

http://mikomovie.com/

 

 

 

 

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