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『残穢【ざんえ】ー住んではいけない部屋ー』竹内結子、橋本愛、坂口健太郎、監督・中村義洋によるトークイベントが行われました!

CINEMA

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「手元に本を置いておくことすら怖い」―第26回山本周五郎賞受賞の際、選考会でそんな感想が漏れたという小野不由美の傑作小説『残穢』を、ミステリーの名手=中村義洋監督が映画化。
公開に先駆けて、小野自身を彷彿とさせる小説家の主人公「私」を演じた竹内結子、「私」の相棒となり、共に事件の真相を探る女子大生・久保さん役の橋本愛、筋金入りの心霊マニア・三澤役の坂口健太郎、中村義洋監督が来福し、イムズでトークショーが開催されました。

竹内結子
「撮影現場自体は朗らかで楽しい雰囲気だったんですね。苦労した点は、私自身の恐怖心を取り除くことが大変だったんです。現場にいても何も起こらない、何も感じない!と自分に言い聞かせて(笑)撮影にのぞんでいましたね。
この作品はやはり恐怖心を家に持って帰れるところが醍醐味ですが、でもただ怖いだけではありません。怖いけどもうちょっと観たい、聞きたくないけどもうちょっと知りたい、そんな風に感じていただける作品です。観た後に意外と平気だと思った人も、一晩一人で過ごしてみてください。みなさんの住んでいる家が、本当に住んでいて大丈夫な家なのか、安心して今住んでいる所に居られるようにするためにも、ぜひこの映画をご覧になっていただきたいですね。」

橋本愛
「私が演じた久保という女性は、物事を知りたいとか、深く掘り下げてしまうというところは私と共通するところですが、自分の部屋で変な物音がしただけで私は恐くなってすぐに引っ越しちゃうので、彼女(久保さん)のようにそこに住み続けることはできないですね。
ホラーとしてもクオリティーの高い作品に仕上がっていますし、ホラーが苦手な方でも物語自体にどんどん引き込まれる濃密なミステリーになっています。色んな要素が含まれた深みのある作品になっていますので、監督がこだわった音と映像をスクリーンで体感して頂きたいですね。

坂口健太郎
「僕が演じたのは、三澤という心霊マニアなので、だから心霊現象に対してとても前向きなんですね。でも僕自身は心霊現象とかが苦手なので、まずはそこをどうクリアするのかが苦労しました。三澤の大好きな心霊は苦手ですが、その心霊ということを僕が好きなことに置き換えればいいんだと思えたので、そうやって乗り切った感じです。
ホラーとしての怖さもありますが、ミステリー作品なので、ホラーが苦手な人もミステリーとして楽しんでいただけると思います。僕は出来上がった映画を観た後、家に帰るまで怖さを引きずっていたので、ぜひみなさんにもその怖さを引きずってもらえたらうれしいです(笑)」

中村監督
「今回、映画の中で使用する“音”には一番時間をかけたと言っていいくらい部屋の中の物音にはこだわっています。なので前半は音に震えながら、竹内さんと橋本さんの美しさを堪能してもらって欲しいですね(笑)。実は昨年の10月くらいから普通の倍くらい宣伝をしていて、福岡が最後なんです。これから公開しますので、ぜひ劇場で楽しんでください。」

 

私達の日常とも地続きになっている“部屋”にまつわるミステリー。事実か?フィクションか?衝撃の真相が劇場で明らかに!

『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐』は、1月30日(土)ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、T・ジョイ博多ほかにて全国ロードショー

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