自身初の写真展『G 健太郎』を福岡PARCOで開催中の伊藤健太郎にインタビュー

INFORMATION

今最も注目される俳優・伊藤健太郎。 東京で開催された自身初の写真展が福岡PARCOで開催中。

本展覧会は、今年3月に発売され瞬く間に4刷出来となった話題の写真集『G 健太郎』(ギャンビット)の写真を中心に 、惜しくも未収録となった写真も多数展示。 また、オリジナルグッズやブロマイドなども販売されている。 6月に21歳の誕生日を迎え、役者としてさらに飛躍するために “伊藤健太郎”として新たな一歩を踏み出した彼の、 決意とエネルギーに満ち溢れた写真展。

展覧会初日に「〜健太郎 presents〜HAPPY WELCOME!! 写真集お渡し会」を開催。会場には1000人近いファンが集まった。さらに初の写真集について伊藤健太郎にインタビュー。撮影秘話や写真集に込めた思いなどを語ってくれた。

◆東京に続いて、福岡で写真展を開催されています。今のお気持ちは?

伊藤健太郎:福岡は思い入れのある場所なんです。初主演の映画『デメキン』が福岡が舞台の作品なので、博多弁も喋っていました。だからなのか街を歩いていても気づいて頂けることもあって。そんな福岡で写真展ができることは本当にうれしいです。

◆初の写真集ということですが、出版してみて何か気持ちに変化はありましたか?

伊藤健太郎:19歳から20歳にかけて撮った写真なのですが、普段の生活の中で顔の変化などは自分自身では解らないのに写真として改めて見ると変わっているのかなと思います。写真展には20歳最後の日の写真も展示していますが、19歳最後、20歳なりたて、20歳最後の日とそれぞれ少しずつ表情は変化しいるのかなと思いました。少しずつですが、大人に近づいていけているのではないかなと(笑)。

◆写真集はかわいい表情からカッコいい雰囲気、そしてセクシーな写真までたくさんの表情がみられますが、お気に入りの写真はありますか?

伊藤健太郎:たくさんあるんですけど、ひとつは普通に餃子を食べている写真です。それは本当に素に近い感じなんです。スタジオで撮影した写真はキメキメで、いつもみなさんに見て頂いているオンの僕が多かったんですけど、吉祥寺の街で撮った写真は、地元の友達と一緒に居る時のような表情が多かったと思います。友達と遊んでいる時に、友達がパシャッと撮ったような写真、みたいなイメージ。本当に友達とご飯を食べているような、そんな写真なので好きですね。オンオフの差も楽しんでいただけると思います。

◆写真集を作られる上でリクエストされたことはありますか?

伊藤健太郎:オンとオフの差を表現できたらというコンセプトでした。カメラマンの岩澤高雄さんは『デメキン』のポスターを撮っていただいたので撮影前から知っていて、ロケでの撮影ではずっと一緒に喋りながら歩いたり、ご飯を食べながら、その隙に撮影する、みたいな感じでした。なのでロケで撮った写真は撮影をしていたというよりも、吉祥寺でいつもみたいにブラブラ歩いたり、ご飯を食べたり、ボートに乗っていたり、オフの部分についてはラフな感じで撮影したいと思っていました。

◆19歳~20歳までを写真集で、20歳最後の日に撮影したものを写真展で展示されていますが、写真集の中で大人になっていますよね。そこに心の変化はありましたか?

伊藤健太郎:成人したということは僕にとってはすごく大きなことでした。人生の中で二十歳ってひとつの区切りでもあると思うんです。僕の中では二十歳という年齢には大人のイメージがありました。こういうお仕事をしていて、みなさんに僕自身や作品を見て頂く立場にいるんだ、という自覚は19歳と二十歳では大きく変わったかもしれません。自分自身を少しずつ確立して行きたいと思っていたので、19歳の時よりも二十歳になってからの方がそういうことを考えていましたし、また二十歳から二十一歳になったら、少し考え方も変わって来たりして。毎年自分が変化している感じが面白いです。

◆ではその先の、こういう大人になっていきたいという理想はありますか?

伊藤健太郎:カッコいいおじさんになりたいとは昔から思っているんです。60歳とか70歳は、もっと先の話ですけど、それくらいの年齢になった時に、男が惚れる男みたいな人になりたいです。そのためには、色々なことを経験して、かっけーおっちゃんになりたいです(笑)


会場の写真にサインをする伊藤健太郎

◆プロマイドの写真はおもしろいですね。撮影はどんな感じだったんですか?

伊藤健太郎:色んな格好をさせていただいて、女装もしたし(笑)。僕的には、ちょっとヲタクっぽい格好をして撮影した写真があるんですけど、あれが好きです。あの写真の撮影会は、素の僕というよりは、ちょっと役者の方に近かったというか。ヲタクとしての撮影では、ヲタクっぽい動きをしてみたり。女装だから女性の仕草をイメージして撮ったり。あのプロマイド写真はマルベル堂さんが撮ってくださったんですけど、マルベル堂のカメラマンさんがすごく面白い方だったんです。だから撮影もすごく楽しかったです。

◆9月10日まで福岡のパルコで写真展が開催されていますが、福岡のファンにどんなところを見て欲しいですか?

伊藤健太郎:普段は東京にいることが多く、福岡の方にお会いできる機会は少ないので、今回は写真展を福岡で開催できることがうれしいです。写真展ではたくさん写真を見て頂いて、自分の中のお気に入りの一枚を見つけてもらったり、もちろんフラッと来て見ていただいてもうれしいですし、それぞれに楽しんでもらえたらうれしいですね。きっと僕の新しい一面をみなさんに見ていただけると思います。

 

 

『G 健太郎』〜改めまして、伊藤健太郎です。〜
【会期】8月24日(金)〜9月10日(月)
【会場】福岡パルコ 新館B1F 特設会場 <福岡県福岡市中央区天神2-11-1>
【営業時間】10:00~20:30 ※会期中無休 ※入場は閉場の30分前まで ※最終日は18時まで
【入場料】無料
http://www.parco-art.com

 

ピックアップ記事

関連記事一覧