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6/8(金)映画館が爆笑の渦に!『タイタンシネマライブ』10周年の日本エレキテル連合の新ネタも!!

INFORMATION

「ダメよ~、ダメダメ」でお茶の間の人気者になり、2014年の日本流行語大賞受賞など一世を風靡した日本エレキテル連合。今も鋭い視線で人間観察をし、デフォルメされていながらもクスッと笑えて、共感を呼ぶコントがYouTubeチャンネル「感電パラレル」で人気を博している。10周年を迎えた今年は単独ライブも開催。そんな日本エレキテル連合が所属する「タイタン」が2ヶ月毎に開催する『タイタンシネマライブ』を大洋映画劇場で6/8(金)に上映。

爆笑問題をはじめタイタンに所属するお笑い芸人に加え、スペシャルゲストの登場など全13組が出演するライブを、映画館で観られることで福岡でもじわじわと浸透して来ているが、この機会にもっとその面白さを知ってもらうために日本エレキテル連合のお二人にインタビュー。シネマライブのことはもちろんだが、普段の活動やコントにかける思いなど、今の日本エレキテル連合について語ってくれた。

◆YouTubeの「感電パラレル」では常に新しいコントをアップされていて、そのクスッと笑える感じが大好きですが、どんなところで“これはネタになる!”と思われるのですか?

中野総子:色んな作り方をするんですけど、決まった作り方がないので毎回苦労するんです。着たい衣裳があってそれに合わせてキャラクターを作ったりもありますし、街で見かけた面白い人を観察したりとか人間観察から入る時もあります。こんな人、居そうだなというのを誇張してやったりもするんです。普段から面白い人がいるなと思ったらその人について行っちゃうんです。自分たちが降りる駅を通り越しても着いていったりとか、一度、京都から大阪まで電車とバスを乗り継いで着いていったこともありますよ。

◆その人はネタになったんですか?

中野総子:ネタに出来ないくらい過激だったので(笑)、いつかネタに昇華したいなとは思っているんです。

◆「感電パラレル」を観ていても、コスチュームやメイクなどこだわっている感じが伝わってきますが、意識されていることはありますか?

中野総子:キャラクターがいっぱいあって大変なんですけど、実家のタンスの中にあるようなものでやりたいと思っているんです。新たに買ったり作ったりするのではなくて。だから、できるだけ使用感のあるものを使うようにしています。キャラクター毎に衣裳とメイクが全部違うので、数はかなりありますね。1つのコントに使用するのが、かつらも入れて最低4つは使うので、二人で8点ずつ。だから1公演で衣裳と小道具で100点くらい用意するんです。それをネタによって着分けるから、訳がわからなくったりして(笑)

◆そのネタになりそうな人のポイントってどんなところですか?

中野総子:よくある表現なんですけど、降ってくることがあって、ウケるネタとか朱美ちゃんのネタもそうなんですけど、考え込むよりも、一瞬で書けたものの方がウケることが多いんです。

◆それって感性ですよね。

中野総子:か、かっこよく言うと、ですね(笑)。

◆そうやって中野さんが作ったネタを橋本さんはすぐに理解できるんですか?

橋本小雪:実はわからない時がよくあるんですけど、その場合は「どういう意味?」ってちゃんと聞きます。前にわからないままやってたんですけど、それじゃマズいなと思って。最近ようやくです(笑)。でも一体どうやってこのネタを思いついているんだろう?って、何考えてるのか訳がわかんないなと思いますよ(笑)。もちろん面白いし、信頼しているんですけど、きっとお客さまが私達のネタをご覧になられて感じていることを私も同じように思っていますね(笑)

中野総子:初めてやるキャラクターのメイクとかを本番前にするので、こういう人なんだって、その時にわかるんですよ(笑)

橋本小雪:朱美ちゃんと細貝さんのネタの時も、ネタ見せする時までは台本しかないんです。それで本番前にメイクするとなった時に「まず白塗りして」って言われて。メイクは中野さんが全部やってくれて、鏡を見たときに「え?私コレなんだ」ってビックリして(笑)。

◆そういうビジュアルがネタのしゃべり方や仕草に影響するんですか?

中野総子:大きいですね。メイクによって雰囲気が変わったりするので。そこにキャラクターを入れ込むのが橋本さんは得意なんです。メイクをすると、すぐにそれっぽいしゃべり方をやってくれるので、よりキャラクターが面白くなるんです。

橋本小雪:だいたいそうなっちゃうんですけど、一番難しかったのは「ニジマスの精霊」というコントで、川の底で生活をしてるつがいのニジマスの精霊をやってくれって言われた時に、ちょっと待って~。わかんねぇぞ〜って思ってたら「簡単だよ。日本昔話だよ」って言われて。それを聞いても難しかったですけど(笑)。

◆コントもそうですけど、お二人はCDもリリースされていますよね。才能が多岐に渡っていてうらやましい!

橋本小雪:単独公演を過去にやらせていただいたものも含めて、全部中野さんが作詞してるんです。

中野総子:CDは完全に趣味なんです(笑)趣味道楽でやらせてもらっていて。ふざけてやっているのをみなさんが全力でサポートして下さる感じです。

◆でもあれはふざけているクオリティーじゃないですよね(笑)

中野総子:ほとんど趣味の世界ですね(笑)

◆趣味と言えば、無趣味だった橋本さんのカメラ趣味はいまも続いているそうですね。カメラって人間観察の役に立ちそうですね。

橋本小雪:ようやく趣味ができて(笑)。でも人間観察の役には……たってないです(笑)私のはただの趣味で、ネタは中野が全部作っているので、もし中野がカメラを持ったらそういうことが出来るかも知れないんですけど。

◆画の切り取り方がアーティスティックというか独特ですよね?

橋本小雪:実は何もわからずに芸人仲間を撮ってるんです。2年くらいやっているので今までで一番長続きした趣味です。全部三日坊主で終わっていくんですよ。ミサンガ編みもやったんですけど、途中でややこしくなって絡まって1日で終わるという顛末でした(笑)。

◆中野さんは趣味はなんですか?

中野総子:私も趣味がなくて。。。趣味を仕事にしてしまったので、趣味がなくなってしまったんですけど。最近やっとここ2ヵ月くらいで出来たのが、デパートコスメ巡りなんです。

◆女子っぽい!!

中野総子:これまで全く興味がなかったんですけど、いきなり目覚めてしまって。最初は見て回るだけだったんですけど、やっぱり欲しくなっちゃって。もう楽しくて楽しくて。

橋本小雪:でっかいメイクボックスを持ち歩いてるんです。もうメイクさんみたいな感じですよ。ホントに今まで趣味がなくてずっと家に籠もってボーッとしてたんですけど、これに関しては、延々と喋ってるし、ちょっと聞いたらすぐ教えてくれるんですよ。見たことがないくらいイキイキしてるんです(笑)。

◆日本エレキテル連合は、結成して10年だそうですが、10年経ってみていかがですか?

中野総子:私達は爆笑問題さんとかみたいに漫才がしたくてこの世界に入ったんです。最初は別々で入って、それぞれピンで活動していて。芸人さんになりたい人って自分が一番面白いと思って尖って入ってくるんですよ。私も同様でしたが1年間ピンでやって、橋本さんと組んでいざ漫才をやろうとした時に、出来なかったんです。二人ともツッコミができないんです。で、速攻顔にペイントして見た目で笑わせるみたいな(笑)。今はコントが大好きなので、まだまだやっていない職業、なれるものがたくさんあるので、とにかくずっとやり続けていって、一番コントの数が多い芸人になりたいです。

◆そんな日本エレキテル連合の最新コントが観られるのが『タイタンシネマライブ』ですね。

中野総子:映画館の大スクリーンでお笑いのライブを観られるというのは他にないと思うので、それが一番の醍醐味だと思います。テレビでは編集されてしまってなかなか放送できないような内容とかも、芸人さんのネタをそのまま見ることができる。しかも映画館って飲み物や食べ物もありますから、飲みながら食べながらお笑いのライブが観られるなんて、そんなエンターテイメントはないと思うんです。

橋本小雪:私達もシネマライブ用の新ネタをやりますし、出演者のみなさんはほどんどそうだと思います。

中野総子:BOOMER&プリンプリンさん以外は新ネタです。

橋本小雪:BOOMER&プリンプリンさんはもう伝統芸能になっているから(笑)ゲストの方もすごい方が出られるんです。以前はビートたけしさんも出られましたし、立川談志師匠も出られましたし、すごいライブなんです。

◆特に爆笑問題さんの新ネタとかは、地方にいると見る機会もなかなかないですよね。

橋本小雪:もちろんネタ番組で漫才をやられる時もあるんですけど、MCのイメージが強いですよね。でもぜひ漫才を見ていただきたいですね。本当にカッコイイし面白いんですよ!

中野総子:爆笑問題さんは舞台に出るときの背中がカッコいいんですよ。いつも背中を見送らせて頂いているんですけど。たぶん、私達に後輩が出来ても私達の背中を見てカッコイイとは思われないんだろうなって(笑)。今回は特別ゲストで南海キャンディーズさんや片岡鶴太郎さんにも出演して頂くので私達もどんなネタが観られるか楽しみなんです。

橋本小雪:もしかしたら中央にマットを敷いてヨガをされるかもしれません(笑)それも見られるかもしれませんよ。『タイタンシネマライブ』はチケットも前売券だと2000円なんです。このメンバーがでるライブが観られるんですから。

中野総子:私達ももちろん新ネタですけど、爆笑問題さんとかは他のお仕事もされているのに、このライブでは必ず新ネタをやられるんです。それを見ているから後輩たちもネタ作りは止められないんですよ。

橋本小雪:今回も、出演者全員で、見てくださるお客様を笑わせたいと思います!ぜひ映画館で大爆笑しに来てください!!

 

『爆笑問題 with タイタンシネマライブ』

【日時】6月8日(金)19:30〜
【会場】大洋映画劇場(TEL:092-291-4058)
【出演】爆笑問題、長井秀和、ゆりありく、ウエストランド、日本エレキテル連合、脳みそ夫、BOOMER&プリンプリン、パックンマックン、かもめんたる、南海キャンディーズ、片岡鶴太郎 他 全13組
【料金】前売券 2,000円 当日券 2,200円(※当日券は劇場のみ販売)

http://www.titan-net.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

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