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東映ムビ×ステ 舞台「死神遣いの事件帖 終」安井謙太郎 interview 

INTERVIEW
東映ムビ×ステ 舞台「死神遣いの事件帖 終」この“しにつか”シリーズがついにシリーズファイナル!
映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の最新作、「死神遣いの事件帖 終(ファイナル)」映画『死神遣いの事件帖 終』が6月13日に公開、舞台『死神遣いの事件帖 終』を上演します。
“しにつか”シリーズの最後を飾る舞台「死神遣いの事件帖 終」で、十蘭じゅうらん役を演じる安井謙太郎が、本作の見どころや「東映ムビ×ステ」の魅力について語ってくれた。

【東映ムビ×ステ】とは『死神遣いの事件帖』は、東映が仕掛ける新しいプロジェクト
「ムービー(映画)とステージ(演劇)の挑戦的な融合」。ひとつの作品世界で語られる「映画」と「演劇」を公開&上演。映画と演劇はそれぞれ独立した作品ですが、物語は連動しています。メディアの境界線を行き来する物語は、これまでにない新しい感覚を呼び覚まします。スクリーンでしか観られない映像美。劇場でしか味わえない臨場感。異なる二つのエンターテインメントが組み合わさったとき、「魅力の化学反応」が起こり、極上の娯楽体験が生まれる。まだ誰も知らないエンターテインメントを、あなたと共に創造していきたい。それが【東映ムビ×ステ】の目指すところです。

 

今回シリーズのファイナルということで、最初の頃を少し思い出していただこうかなと思います。この新しいメディアニックスの話を聞かれた時、どんな感想を持たれましたか?

安井謙太郎:(以下:安井)すごく面白そうだなと単純に思いました。これは東映さんだからできると思いました。時代劇を新しい形で残していきたいという思いにも共感しました。僕自身も新しいことにチャレンジしていくということを大事にしているので、そこに共通の思いはあったと思います。それに参加させていただけるのならぜひ、という気持ちだったのを覚えています。

今回は普通の人間ではない役ですが台本を読んだ時の感想は?

安井:死神役と聞いて驚きましたね(笑)でも死神役をできることもそうないだろうと思っていたので、面白そうだなと思ったのと、台本を最初にいただいた時に痛快なバディーもので、謎解きの要素もあって、アクションもある。本当にエンターテイメントそのものだなと思いました。そして舞台を見据えた作品になっているところにもワクワクしたのを覚えています。

演劇と映画の融合ってどんなものだろう?と思う方もいらっしゃるので、安井さんが感じる一番の魅力はどんなところですか?

安井:単純にすごいと思うのは、映画で見ていたキャラクターがリアルに現れるところです。例えば子供の頃、 戦隊モノのシリーズを見ていて戦隊ショーを観に行くと、画面の中にいたキャラクターが目の前に現れる驚きがありました。あの感覚、子供の頃に感じた感覚みたいなことが、この舞台で感じられる。そのドキドキ感やワクワクする気持ちが魅力のひとつだと思います。映画で見ていた世界が目の前で行われるということに対しての感情の高ぶりを提供できるのはこの座組の強みだと思っています。あとは単純にやっぱり深掘りができるの。お芝居的にも、映像のほうがテンポをよく分かりやすく作っていますが、舞台はキャラクターを深掘りできるところが演じている僕らやりがいを感じます。それと映画と舞台では脚本家が違うのもいいと思っています。相互に影響されているというか、映画がこう来たから、舞台ではこのキャラにこんな意外性を持たせてみようとか、客観的に作品を見ることができると思います。今回のファイナルももちろんそうなっているのですが、それがいい意味での裏切りみたいなのがある。両方見るとより楽しめるものになっていると思います。

戦隊モノに例えられたお話についてですが、生の舞台で観られることへのプレッシャーはありませんか?

安井:これすごいのが、どっちも僕がやってるんで(笑)。もともと原作があって、実写化するとか舞台化するとなると、概ねキャストが変わったり、声が変わったりするじゃないですか。この作品が強いところは、両方本人がやっているということ。でもこれには大変なところがあって、本人がすごく忙しいっていうところです(笑)。だから5年もかかったんじゃないかと思います(笑)スケジュール合わせが大変っていう。なので、どちらも本人がやっているので、そこのプレッシャーはあまりないかもしれないです。

役の深掘りができるとおっしゃっていましたが、舞台だと演出家の方、映画の場合は監督に何かアドバイスをされたことや相談されたことはありましたか?

安井:最初の映画、いわゆる本当に一作目の時は、監督と細かくすり合わせをさせていただいたのを覚えています。そこで形ができてからは割と任せていただけるので。例えば解釈が違っていたりすると的確な指示をいただけるので、信頼関係ができてきたのかなというのは個人的に感じています。舞台の演出をされる毛利亘宏さんとは舞台一作目しか出てないので、かなり久しぶりなのでこれから楽しみです。実は今回の舞台では人生で初めて本格的なアクションをやります。共演者の皆さんはアクションをやられている方たちばかりなので、ちょっと練習しないといけないかなと思っています。

これまで5年間のシリーズを見返して、改めて感じたことはありますか?

安井:先日、映画を実際に映画館で見た時に、過去の描写が入るシーンがあるんですけど、そこはグッときました。こんなにたくさんやったんだな、みたいなのを改めて思いました。一つのものにこんなに時間をかけて紡いでこられるって、すごいことだなって改めて思いました。やっている時はそこまで思わないんですけど、振り返ってみると、それが残っているってこと自体が僕にとってはすごく価値のあることなんです。個人的なことですが、僕自身もこの作品始まるタイミングぐらいで独立したので、自分としてはすごく思い入れ深い作品だなと改めて感じました。僕の人生にもとても関わりの深い作品です。「7ORDER」としても2作連続で主題歌を担当させていただきましたし、今作は僕が作詞をさせていただきましたが、前作は僕の中学の同級生と一緒に作ったんです。そういう色んなところで作品とリンクしていることが多いですね。

そんな縁の深い作品とも今回でシリーズが一旦終了です。 最後に挑む意気込みは?

安井:舞台と映画を連続させる「ムビステ」という企画で、シリーズ化させていただいた作品ですが、一旦これで終わりを迎えるということは、また新たな作品の始まりでもあると感じています。そう繋げられるように、このシリーズをやってよかった、観続けてよかったと思っていただけるような着地点に引っ張ることが、僕らのやるべきことだと。そこに向けて自分を引き上げていこうと思っています。

最後にこの作品を観に来ていただけるファンのみなさんへ一言お願いします。

安井:映画から登場人物たちが飛び出てくる体感ってなかなか味わうことができないと思うんですよ。その感覚はこのムビステならではだと思うので、まずはそれをすごい楽しんでほしいです。それと目の前で行われるアクションとか、ライブな作品のエネルギーって、すごく強いと思うんです。今の時代で何でもスマホの中で完結しがちですが、やっぱり舞台とかライブとか、スマホの中には絶対に入らない、言葉にはできない何かがあるから人を惹きつける。だから舞台見に来たことない人でも、思い切って劇場行ったりライブ行ったりして欲しい。やっぱり違うんですよね。その言葉にならない何かを感じていただけると思うので、ぜひ劇場にいらしてください。

 

東映ムビ×ステ
舞台『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』


【日時】8月21日(木)13:00/18:00

【出演者】鈴木拡樹 安井謙太郎(7ORDER)
梅津瑞樹 森崎大祐 田淵累生 田口涼
松本寛也 田辺幸太郎 鈴木裕樹 ほか
【原案】須藤泰司
【脚本・演出】毛利亘宏(少年社中)
※13:00公演終了後アフタートーク有り
司 会:松本寛也
出演者:鈴木拡樹 安井謙太郎 田辺幸太郎

https://shinitsuka.com/

 

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