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5月19日(土)の開幕に先駆けて劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』の公開通し稽古が5月17日(木)に、そして18日(金)にプレビュー公演が行われた。

70年代・80年代に大ヒットしたスウェーデン出身のポップ・グループ“ABBA”のヒットナンバー22曲で構成されたミュージカル『マンマ・ミーア!』は、これまで全世界3000万人を熱狂の渦に巻き込んだ話題のミュージカル。その福岡公演が福岡シティ劇場にて満を持しての開幕。

ドナはシングルマザーで娘を育て上げ、その娘・ソフィが20歳で結婚をするという。そもそも20歳という年齢も早すぎる上に“結婚”という形式を取りたがるソフィに、ドナは納得がいかない。一方ソフィは、20年間自分の父親が誰なのかも知らせられず、その真相を知りたくてドナの昔の日記をこっそり読んで自分の父親の可能性のある3人の男性を、ドナやフィアンセのスカイにも内緒で自分の結婚式に招待していた。結婚式に現れた3人の男性のうち誰が父親だったのか?結婚に反対し続けるドナとソフィの関係は?果たしてソフィはスカイと幸せな結婚式ができるのか?・・・母と娘の関係に止まらず「人間の愛」を表現したドラマ。母娘の愛、父娘の愛、男女の愛、友人の愛、様々な愛の形が、この1本のミュージカルの中に凝縮された作品となっている。そして物語もさることながら、それらのシーンをより深いものとしているのが“ABBA”の名曲たちだった。最後はダンスミュージカルで最高の盛り上がりをみせて幕を下ろす。もちろん、観客はスタンディングオベーション。

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私は年代的にも、ABBAのオリジナルをタイムリーに聞いていた訳ではなく、例えばバラエティー番組のテーマ曲としてだったり、テレビドラマの主題歌だったり、CMに使われている曲という印象がとても強かった。「Money,Money,Money」「チキチータ」「ダンシング・クイーン」「S.O.S」など。
この劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』を観た率直な感想は、70年代・80年代の世界中で大ヒットしたその時期に、タイムスリップしてでも行ってみたいと思ったということ。この21世紀に、たとえ青春の想い出としてだけでも、これらの名曲が心の中に残っている現在の大人たちが、とても羨ましく思えた。感受性が鋭く、豊かな時期にABBAのナンバーに触れていたら、どんなに素敵な現在があるのだろうかと。音楽というものは、本当に心に触れた時、自然に体がリズムをとり、立ち上がり、その渦の中に吸い込まれてしまう。
もう一度このミュージカルを観て、最後に立ち上がってステージ上の彼らと一緒に踊ってみたいと感じた。そんなステージだった。
劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』は、早くも延長公演が決定し9月24日(月)公演分まで発売中。
心揺さぶられるステージを胸に焼きつけるのは、今からでも遅くない。

(シアタービューフクオカ 編集長 筒井亜耶)

 

 

【福岡シティ劇場】
劇団四季ミュージカル『マンマ・ミーア!』

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■公演日/5月19日(土)〜9月24日(月・祝)
■料金/S席 11,550円、A席 9,450円、B席 6,300円、C席 3,150円
ウィークデイマチネ料金/各席種1,050円引き
〈電子チケットぴあ Pコード〉
通常公演:374-942(5月)・374-943(6月)・374-944(7月)
376-677(8月)・376-678(9月)
ウィークデイマチネ公演:374-945(共通)
〈ローソンチケット Lコード〉82474(5/19〜7/16)、85060(7/18〜9/24)
■お問い合せ/劇団四季福岡本部 092-271-1199