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ミュージカルを100倍楽しめる!?
博多座演劇講座〜第3回
今回で3回目となる「博多座・演劇講座」。講座は、第一部「ミュージカル&オーケストラ」第二部「バックステージツアー」が、現在公演中のミュージカル「マリー・アントワネット」の舞台を使って行われました。
ミュージカルの成り立ちや舞台裏を見せてくれ、なんと体験までさせてくれるこの演劇講座。博多座の太っ腹具合がうれしいじゃないですか!この日参加したのは約90名。その様子をちょっとだけお披露目しちゃいます。

その1)トーク!トーク!

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今回の講師・塩田明弘(指揮者)さんが劇場に集まったみなさんに、オーケストラやミュージカルの歴史をわかりやすく紐といてお話しをしてくれます。親近感のある語り口にみなさん聞き入っていました。途中、今回の「マリー・アントワネット」に出演している、福岡県出身の中山昇さんが登場し一緒にトーク。「マリー・アントワネット」の裏話などをお話ししてくれました。

 

その2)オケピ
塩田さんがいつもいらっしゃるのは、オケピといわれる舞台の前方下にあるオーケストラピット。普段はなかなか見ることのできないオケピをみんなにみせてくれ、実際にキーボードやパーカッションの奏者も参加していただき実演も。普通のオーケストラ演奏とは違う、ミュージカルならではのセットに参加者は興味津々。

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その3)ステージ
「マリー・アントワネット」のセットが組まれたままの舞台上で、実際に照明を体感したり舞台の盆回し(舞台上にある円形の床がまわるんです)を体験。役者さんたちは様々な照明やスポットライトを浴びてお芝居をしているんだな〜と役者気分も体験できます。

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よく役者さんのインタビューで、博多座は客席との距離が近いから観ている人との一体感を感じられる、と聞きます。観ている私たちには“そうかな〜?”と思っていましたが、舞台上から客席を見ると、その話に納得できた。スタッフの方のお話しによると、実は博多座は舞台上が広くて客席の方がちょっぴり狭いのだそうですよ。実際に舞台上に立つと、ホントに客席が近くに感じられるんです。そんな意外な発見ができるのも、演劇講座の醍醐味。
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その4)バックステージ

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いよいよ舞台裏へ潜入!セットの中を歩いてみる。わ〜!山口祐一郎さんは、こんなところから客席を見てたんだ!とか、早着替え用のブースが舞台袖にあったり、コーラスの方が使用するマイクが付いたモニターがあったり、オケピの入口を覗いたり、とにかく色んな“仕掛け”がいっぱい。目から鱗の仕掛けや動線に、このミュージカルを既に観た人も、もう一度観たくなるはずです。

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博多座のオケピの床は、板の目が客席に向かっているそうです。多くのそれは客席と平行になっているのだそうです。そこで、何が違うのかというと“音の抜け”が違うのだそうです。少しでもいいものをお客様に届けたいという博多座の思いは、こんな小さなところにもちゃんとありました。

 

その5)バスルーム・衣裳・ウィッグ

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さらに裏に入ると、出演者用の浴室や衣裳やカツラが!大好きな新妻聖子さんの衣裳を発見。コレ着てた!着てた!…と、この辺で参加者のみなさんもややコーフン気味になります。舞台セットや照明もさることながら、やはり華やかな衣裳に釘付けになりますね。

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博多座の浴室は男女ふたつありますが、宝塚公演の時は両方とも女性用に、歌舞伎公演の時は男性用に変わるのだそうです。劇場の人しか知らない、そんなプチ情報も教えてくれました。

 

その6)楽屋口
出演者の方々が本番の準備をしたりする楽屋の入口を見学。楽屋入口にある「マリー・アントワネット」の本物の着到板もありました。涼風真世さんも博多座に入るとまずここに印を入れるんですね。ちょっぴり芸能界の匂いがしてみんな楽しそうです。

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その7)大奈落・搬入口

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舞台の仕掛けには欠かせない奈落。これで落ちてしまったら、まさに「奈落の底」という感じです。諺とはホントによく言ったもんだなと、ただただ感心するのみ。続いてセットを作る材料なども運べる大きな大きなエレベーターに乗って、もとの舞台上へ戻り、バックステージツアーは終了。

 

【バックステージツアーを終えて】
「マリー・アントワネットをもう一度観たくなった」というのが正直な感想。そして、表には出ないけれど本当にたくさんの専門スタッフの方々がいて、ひとつの舞台をみんなで支えているんだな、ということがわかりました。これから博多座での公演を観るのがホントに楽しみになりましたね。このバックステージツアーは、舞台に興味のある人はもちろん、ない人でも楽しめる講座でした。スポットライトを浴びる役者さんたちの後ろには、たくさんの人がいて、みんなで作っているんですね。このツアーに参加すると、そのお芝居を何倍も楽しく観られそうです。さて、次の演劇講座はいつでしょう?博多座サイトをチェックして、ぜひ参加してみてください。

 

【博多座】
ミュージカル「マリー・アントワネット」
■公演日/2007年1月3日(水)〜28日(日)
■脚本・歌詞/ミヒャエル・クンツェ ■音楽/シルヴェスター・リーヴァイ
■出演/涼風真世、新妻聖子・笹本玲奈(Wキャスト)、土居裕子、井上芳雄、石川禅、
山路和弘、高嶋政宏、山口祐一郎 他
■料金/A席 15,500円、特B席 12,000円、B席 9,000円、C席 5,000円
〈電子チケットぴあ Pコード〉369-840〈ローソンチケット Lコード〉87541
 博多座電話予約センター 092-263-5555