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昨年12月26日・27日にNPO法人アートマネージメントセンター福岡主催による「G2によるワークショップ 演劇の作り方」が開催されました。演劇に関する「制作」と「演技」について。その様子を潜入レポートで少しだけご紹介します!


数々のヒット公演を生み出したG2。自身が主宰する「G2プロデュース」の公演を始め、松尾貴史とのユニット「AGAPE store」、篠井英介らとのユニット「3軒茶屋婦人会」などの活動のほか、ミュージカル「アワハウス」(翻訳・演出)、新橋演舞場での「魔界転生」(脚本・演出)など、その活動の幅は広がる一方。演劇をここまで楽しめ、そして実績をも作り上げたその手腕を、福岡の演劇人に可能な限り伝授していただきました。

★1日目/G2講座「夢見る力〜制作は雑用じゃない〜」

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このクラスは、演劇の制作に関する講座。劇団を主宰している人や学校演劇をやっている人など15歳〜50歳までの約30名が参加しました。
理想と現実について、本業と好きなことのバランス、チケットノルマ、赤字公演にしないために、制作としての役割、プロデュースとは、製作と制作の違いについて、などなど自身の経験談を織り交ぜながらびっちり4時間の講義。参加したみなさんも熱心に話を聞いたり、自分のギモンをG2さんにぶつけたり、集まった人同士で意見の交換をしたり。普段は誰にも相談できなかった悩みを聞いてもらってアドバイスをもらったり、アットホームな雰囲気。しかし、夢を見るためには、現実もきちんと見据えないとダメ!ということもきっちりお話しをされました。最後は参加者同士情報交換をしたり、公演の案内を配る人もいて、またひとつ演劇の輪が広がったような楽しく為になる講座でした。

★2日目/G2ワークショップ「イメージする力〜右脳が演技を面白くする〜」

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演技者を中心に開かれたワークショップ。1日目と同様に劇団員を始め学校の演劇部に入っている人など15歳〜50歳までの約30名が参加。
「どうして今、その動作をしたの?」G2さんのその言葉に十人十色の答えが出る。読んだ文章を演技する、聞いた通りを行動してみる、聞いた音楽を言葉で表現する。演技者が、五感を使って感じたものを動作で現すことの難しさをみんなでトレーニング。「人はイメージする力を使って動いている」というG2さんの言葉に納得しながらも、体現することの大変さを参加者のみなさんは感じていたようでした。最初はみんなイメージを表現するということに苦しみ、悪戦苦闘していました。しかしそれはレッスンを繰り返すたびに、表現者が伝えたいイメージが観る人にきちんと伝わるようになっていました。もちろん、参加者のみなさんは爽やかな汗をかいて笑顔で終了。

2日間に渡って行われた今回のG2さんによる講座&ワークショップ。演技や芝居、劇団というだけでなく、今の自分の立場にも置き換えられるような、いろんな話をしていただきました。「福岡を自分にとっての第2の大阪にしたい」(G2さんは大阪出身)だからこそ福岡の人にもっともっと、お芝居に近づいてきて欲しい。そんなメッセージも残していただきました!

福岡で芝居を観る人、創っている人、G2さんに負けないように頑張りましょう☆