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(C)TETSUO GROUP 2009

『鉄男』での衝撃的世界デビュー以来、映像と音で観客を圧迫しスコセッシ、タランティーノ、ギャスパー・ノエなど国内外からの圧倒的な支持を受ける塚本晋也監督。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集など、ほとんど全てに関与して作り上げるスタイルから生まれる独自の映像を作り出す。国内、海外の映画ファン、批評家、文化人のみならず、いつの時代も観る者の心を鷲掴みにするといっても過言ではない。そんな塚本監督の最新作「鉄男」THE BULLET MANがシネリーブル博多駅にて絶賛上映中!監督自身、学生時代には劇団を主宰していたというから演劇ファンも必見の作品だ。

■イントロダクション
続編でもリメイクでもない、まったく新たな挑戦。
全世界へ撃ち放つ、渾身かつ待望の21世紀ヴィジュアル・ショック!
映画監督・塚本晋也、世界的代表作『鉄男』の誕生から20年━。かつてハリウッドで企画開発され、クエンティン・タランティーノも製作に名乗りを上げた“幻のプロジェクト”が、遂に完成した!大都市・東京を舞台に、男の身体が怒りで【鋼鉄の銃器】へと化すモチーフを継承しながらも、物語上の続編ではなく、まったく新たな挑戦となる映画、それが『鉄男 THE BULLET MAN』だ。主役にアメリカ人俳優を据え、全篇英語映画として挑む本作は、全世界を視野に入れて製作。塚本晋也が自身の原点に戻り、1年半に及ぶ製作期間の末に誕生した21世紀ヴィジュアル・ショック!!!

■ストーリー
鉄の塊が放たれた都市。鋼鉄の怒りが達した極限。
東京、外資系企業で働くアメリカ人男性のアンソニーが、日本人の妻ゆり子、3歳の息子トムと送っていた幸せな生活は、ある日突然一変する。最愛の息子が、謎の男に殺された。なぜ殺されたのか?絶望の中、その理由を追う内に、アンソニーは解剖学者だった父ライドが関与していたある計画“鉄男プロジェクト”へとたどり着く。そして、明らかにされていく家族の真実。「決して怒りの感情を持ってはならない」という父の教えを破り、怒りに我を失ったアンソニーの体から、蒸気と黒いオイルが噴出し、筋肉は“鋼鉄の銃器”へと変貌する。
息子を殺した男の狙いは?アンソニーの体に隠された過去とは?両親が関わっていた“鉄男プロジェクト”の真実とは?あらゆる“謎”が交錯するとき、都市・東京を飲み込む巨大なエネルギーの噴射が始まる。鋼鉄と化したアンソニーの心を溶かすのは、愛か、憎しみか━━。

■“鉄男”とは何か?━━
“金属細胞が怒りと共に人間の肉体を侵食していく・・・暴力と官能のニューワールド”。これが世界に衝撃を与えた『鉄男』だ。1989年製作。同年6月に開催された「ローマ国際ファンタスティック映画祭」でグランプリを受賞。その後、トロント、サンダンスなど22の映画祭に出品され、全米10都市やロンドンなど12カ国で劇場公開された。続く1992年製作の『鉄男㈼/BODY HAMMER』も同年3月、「ブリュッセル国際映画祭」、7月「タオルミナ国際映画祭」、10月「シッチェス・カタロニア国際映画祭」でそれぞれ審査員特別賞を受賞し、27箇所の映画祭に出品、15カ国で劇場公開され、急激な勢いで世界中に『鉄男』ファンを生み出した。

《塚本晋也》監督・脚本・原作・撮影・美術・特殊造型・編集・出演
1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする、高校時代から本格的に絵画を学び、意欲的に8ミリ映画製作を続けると同時に、演劇にも魅了される。日本大学芸術学部美術学科在学中は、自ら劇団を主宰。同校卒業後、CF制作会社に入社し、ディレクターとして4年間つとめ、退社後、85年「海獣シアター」を結成し、3本の芝居を興行する。86年『普通サイズの怪人』で映画制作を再開、87年『電柱小僧の冒険』でPFFグランプリ受賞。89年『鉄男』で衝撃的デビューと同時に世界的成功をおさめる。以降もコンスタントに作品を作り続け、監督7作目にあたる『六月の蛇』で02年ヴェネチア国際映画祭審査員特別大賞を受賞。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などほとんどすべてに関与して作り上げるスタイルから生まれる独自の映像は、国内、海外の映画ファン、批評家、文化人のみならず、いつの時代も観る者の心を鷲掴みにする。北野武監督作『HANA-BI』がグランプリを受賞した97年にはヴェネチア国際映画祭で審査員をつとめ、05年にも2度目の審査員としてヴェネチア国際映画祭に参加している。また俳優としても活躍し、監督作のほとんどに出演するほか、竹中直人、山本政志、利重剛、三池崇史、大谷健太郎らの作品にも出演。『とらばいゆ』『クロエ』『溺れる人』『殺し屋1』で02年毎日映画コンクールほか男優助演賞を受賞している。 

「鉄男」 THE BULLET MAN

■劇場:シネ・リーブル博多駅にて公開中!
2009年/日本/1時間11分
配給:アスミック・エース
監督:塚本晋也
シニア・プロデューサー:塚本晋也、豊島雅郎
プロデューサー:川原伸一、谷島正之
脚本:塚本晋也、黒木久勝
撮影:塚本晋也、志田貴之、林啓史
音楽:石川忠/録音:加藤大和/音響効果:北田雅也/助監督:黒木久勝、林啓史
製作:TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009(海獣シアター、アスミック・エース エンタテインメント、Yahoo! JAPAN)
助成:文化芸術振興費補助金
制作プロダクション:海獣シアター/配給:アスミック・エース
出演:エリック・ボシック 桃生亜希子 中村優子 ステファン・サラザン 塚本晋也
■公開日:5月22日(土)
http://tetsuo-project.jp/