OLYMPUS DIGITAL CAMERA巴亮介の人気サイコスリラー漫画を、小栗旬主演×大友啓史監督により実写映画化した映画『ミュージアム』。雨の日に殺人繰り返す連続殺人鬼、そして過激な描写、読む人を引き込んでいく緻密なストーリーと、残虐性やゲーム性から大きな話題を集め、問題作となった。

本作で主演の沢村久志を演じた小栗旬と監督を務めた大友啓史が、雨の日の福岡に、舞台挨拶に登場!観客からの質問に答えたり、撮影OKだったりと、集まったファンは大興奮!

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◆福岡へは久しぶりですか?

小栗旬
今年の初めに映画の舞台挨拶でこさせていただいてそれぶりだと思います。昔は舞台の公演とかで来させていただいていたんですけど、最近は大阪までしか舞台でも行かないでので残念です。僕は来たいんですけどね。ご飯が美味しいですもんね。福岡に来たら美味しいものを食べている印象がありますね。今だったら、ラーメン食べたいです(笑)。

大友啓史監督
僕も夏のキャンペーン以来です。僕は飲んべえなので、中洲とか行ってました(笑)。今日も二人でラーメン食べて帰りたいねという話をしていたんです。

◆それでは作品について。今回出演するにあたって、また沢村久志という役を演じるに当たって、役に取り組む前に心がけたことはありますか?

小栗旬
不摂生をするみたいなことかな。妻と子供が出て行ってしまって、二週間くらい一人暮らしをしている設定なので、監督からも「変なものばっかり飲んだり食べたりして疲れきってると思うんだよね」ということを言われたので、そういう生活をするところから始めました。

◆監督は、小栗さんに求めた部分はありましたか?

大友啓史監督
僕は、この仕事を引き受ける条件のひとつが、小栗さんに沢村をやってもらうということだったので、念願だったんです。なので色々話し合いながら、キャッチボールをしながら作っていくのは面白かったですね。体力も精神力もある俳優さんですので、こういう追い込まれる役で、小栗くん演じる沢村がどうなっていくのかが、すごく楽しみでした。だから車に牽かせたくなっちゃうんですよ(笑)。

◆実際に車に轢かれるシーンはすごかったですけど、リハーサルをされたんですか?

小栗旬
そんなにしてないんですよ。現場に行って、台本が上がって衣装合わせをしたくらいの時に、監督に、本人に轢かれてもらおうと思っているから、気持ちだけ作っておいて、と言われて。どんな気持ちで臨めばいいのかなという感じでしたけど(笑)。でも実際に現場に行ってみたら、さあやってみようか、って感じでしたね。最初は本当に低速の車に当たるとこういう感じなんだというチェックだけしてみて、じゃあやってみようとやってみたら、やっぱり痛かったです。でも4回くらいは轢かれました(笑)。

大友啓史監督
4回もやったらいけないシーンですよね(笑)。

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◆それではここからは会場のみなさんからの質問に答えていただきます!
★映画の中でアドリブのシーンはありましたか?

小栗旬
監督はあまりカットをかけない方なので、台本上のシーンが終わっても、そこからしばらく俳優たちがどうするんだろう?というのを見ている時間があったりしたので、そういう時は現場では俳優同士で動いたり、その先の話をやっているみたいなことはありましたが、それが使われているというのはあまりなかったですよね?

大友啓史監督
そこまでないですね。あるけどね、切っちゃってますね(笑)。

小栗旬
もしかしたら西野(野村周平)と車の中で喋っている最後の方はアドリブになっていたかもしれないですね。

★映画とはいえ、激しいシーンが多かったと思うんですけど、見てビックリしたものや偽物だと思っても衝撃的だったものはありますか?

小栗旬
最初のふたつの「ドッグフードの刑」と「母の痛みを知りましょう刑」の現場は、みなさんが映画で見ているよりも生々しくて、刑事チームみんなが落ち込んじゃうみたいな感じにはなっていましたね。作り物とはいえ、かなり。一番最初に見たのが堤優一くんの「母の痛み~」のシーンだったんですけど、現場が始まる前は、みんなで今日の昼飯なんだろうね~とか話していたのに、現場行ったら、今日はこれ、もう食えないなという話になっていましたね。

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★泣くシーンなどはどんな気持ちで泣いているんですか?

小栗旬
それは僕ら俳優陣がよく話をすることなんですけど、時々、自分の中に(役の)蓄積が無い時は、涙が出て来なかったりするんです。その時は、あの手この手で涙を出すようにしたりするんですけど、今回に関しては、(撮影が)段階を経て、進んでいる感じだったので、僕自身も追い詰められてしまっていたので、意外とすんなりできましたね。女優さんは本当にすぐ泣けるからね。すごいよ。尾野真千子さんとか、さっきまで大爆笑してたのに、突然泣くから、何がどうなってるんだろう?って思う(笑)。違うエンジンを積んでる感じなんです。

★撮影中に一番きつかったシーンは?

小栗旬
監禁されてからは、本当に自分も軽い監禁状態だったんです。撮影が川崎の方の倉庫みたいなところに地下のセットが作られていたので、すぐそばのホテルに泊まって、現場とそのホテルとの行き来だけをしていたんです。セットに入ると監督が「俺は本当にずっと回しちゃうから、1日が長いよ」と言われていて、現場に入ったらどんどん追い詰められていくから、それは自分にとってはいいことしかないなと思っていたんですけど、撮影がとても順調で毎日、午後3時くらいには終わってたんですよ。そうするとその3時から次の日の撮影までがホテルの中でとてつもなく長い時間で、本当に夜が来ないから、ホテルでずっと早く夜になってくれないかなと思っていて、今度は夜になると早く陽が明けてくれないかなと思っている時間がしんどかったですね。それと撮影がクリスマスを挟んでいたので、携帯にムービーでクリスマスを楽しむ娘の動画が送られて来たのを、見ていいのかな。。。見ない方がいいのかな。。。これ見て明日の芝居が変わったらやだな~とか、そういうことを悶々と思っている時間があって、それがなかなかしんどかったですね。

◆ありがとうございました。それでは最後に一言お願いします。

小栗旬
これからもたくさんの方に見ていただきたいですし、最近観てくださった方に聞いてみると、好きな人と観にいくと、ちょっと「こわ~い!」って言いながら近づける映画だって言ってました。なので次は気になる人と観てくれたらうれしいですね。

大友啓史監督
観ていただければわかる通り、俳優さんは身体を張って演じていますし、キャスト・スタッフが魂を込めて作った映画です。あとはみなさんに観ていただいて、育てていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

【STORY】
雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った殺人アーティスト・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは…。そして、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められて行く。果たして、カエル男の目的は?

 

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『ミュージアム』公開中

【監督】大友啓史
【原作】巴亮介「ミュージアム」(講談社「ヤングマガジン」刊)
【出演】小栗旬、妻夫木聡、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋、松重豊

http://wwws.warnerbros.co.jp/museum/

©巴亮介/講談社 © 2016映画「ミュージアム」製作委員会