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「ビッグコミック」(小学館刊)にて連載中の人気漫画『Sエス-最期の警官-』。2013年、連続ドラマ化と映画化を連続する一大プロジェクトの最終章、映画作品が完成し、現在大ヒット公開中の『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』。その主演を務める向井理、監督・平野俊一にインタビュー。

 

■今回も鬼気迫るアクションシーンの連続でしたが、船上でのアクションなど大変ではありませんでしたか?

向井
色々あり過ぎて(笑)。アクションなどはドラマの時から大変だったので、小さなケガは当たり前みたいになってきてましたね。他の作品に比べたら圧倒的に体力も消耗しますし、アクションも大変でしたが、この作品中においてはドラマの撮影時から大変だったので(笑)。大きなケガとはなかったですね。ただ、格闘シーンは、本当に自分でやらなくては成立しないシーンもたくさんあったので、そこは監督と相談しながらやっていきました。

平野
アクションにしても、極力嘘をつかずに、できる限り自分たちでやろうと、ドラマでも思っていたので、映画だから特別なことをやろうということは無かったですね。ただアクションシーンはカットもありますが、ちょっと油断すると大ケガするんじゃないか?というくらいのギリギリでやっていたので、そういう部分では気が抜けなかったし、精神も体力も消耗してたかもしれませんね。

■狭い船上でのアクションシーンはいかがでしたか?

向井
アクション自体簡単なことではないですし、アサルトスーツも動きづらい。でもガーディアンはあるだけで安心感はありますね。盾にはなりますから。あれがあるとないとでは突っ込むときの気持ちも違うので、連ドラの時よりも思い切りやれたように思いますね。ガーディアンに守られてる感じはすごくありました。3種類くらいあるんですが、重いものは3kgくらいあります。

平野
普段でもアサルトスーツを着て、芝居をやるって大変だと思うんです。いつもの1.5~2倍くらいはエネルギーを使うし。それにガーディアン持つし、狭い空間だし。相当なストレスがありますよね。あのシーンは物理的にそういう大変さはあったと思います。

■福岡での撮影シーンもあったんですよね?

平野
第 七管区ですね。巡視船の「やしま」で撮影したんです。あとバスジャックのシーンは小倉ですね。後は佐世保、横浜で撮影しました。だから僕自身はあまり福岡の ロケをしたって感じはしなかったんです。ホテルと船とを行き来してたので(笑)。原作者の小森陽一さんが福岡に在住されていらっしゃるので、撮影を見に来 られたりしてました。

向井
今年の年明けすぐの撮影だったので、僕は共演者の方と博多に食事に行ったりしましたよ。美味しいものたくさんいただきました。

■向井さんはああいうヘルメットやスーツを着ての演技で何か意識することはありますか?

向井
いつもよりも特別になにか芝居をするわけじゃないですけど、ただ身体の稼働域が狭くなるので普段よりはエネルギーが必要になるというくらいです。表情や感情はそこまで気にしないですね。あとはどのタイミングでヘルメットが取れるとか、、、それをうまくやらないとヘルメットかぶりっぱなしというのももったいないですよね(笑)

■神御蔵一號という役を通して、俳優として気付いたことがありますか?

向井
役柄を通して色んなことを知ることはありますけど、ひとつの作品で何かが変わるというのは僕は嘘だと思っているんです。多くの役を通して、その積み重ねで色んなものを得ていくと思っているのですが、でもやっぱりニュースの見方がこれまでよりも変わった気がしますね。警察の突入の部分が流れたりするとつい見入ってしまったりしますし、そういう一號の目線でというのは、何となく身についたところはありますね。ニュースも流して観るのではなく、海外も含め凶悪事件やテロだったり、パリの出版社に突入するニュースにしても、装備とかが似てるな~とか。ちょうど撮影している時だったのもあって、ヘルメットの防弾の厚さを見たり、そういう目線で見るようにはなりました。

■出来上がった映画をご覧になられた感想は?

向井
自分が出ているので、客観的には見られないですよね。感動というよりは、もう少しこうしとけばよかったとか、そういう気持ちになるので、普通の同世代の方が抱く感想とはちょっと違ってくるんです。やはり作り手側としてやってきたので、一號と長い時間いっしょに生きてきた人間としては、彼も成長したなと思いましたね。アクションシーンの撮影に関しても気持ちと気持ちのぶつかり合いで、スマートにやらなくてよかったと思いましたね。
正木と一號のぶつかり合いが悲しくも見えてくるし、結果がわかっている中で戦っている男の切なさを感じましたし、台詞はないけど語り合っているようなシーンはすごいよかったなと思います。本能で戦ってきた同志なので、子どもの喧嘩のようにも見えますけど、でもそこが彼らの原点だと思いますし。二人とも子どもの頃から引きずってきたもので戦っているんだなというのが見えてきたのが面白かったですね。
出演者の誰かや、正木と一號の関係性みたいなところに感情移入して見てくれると僕らはよかったなと思いますね。キャストそれぞれの、仕事に対する想いや仲間や家族に対する想いが、観ている人にも見えてくると嬉しいです。

 

■この作品をどう見て欲しいですか?

平野
こういう特殊な部隊(職業)の方々も、みんなと同じ人間なので、それぞれに想いや葛藤やいろんなものを抱えながら仕事に向かっていく、その中で自分の何かを乗り越えていく、そういう彼らの姿からエネルギーやパワーをもらって欲しいなと思いますね。
ドラマからスケールアップしていることは間違いないですし、NSPメンバーのことを、ドラマを見ていない人でも好きになっちゃうと思います。1人1人の人間をちゃんと見ていける、共感できる、臨場感も含めて楽しんで頂けますので、ぜひ劇場で観て頂きたいですね。あまり解らないと思いますけど1/3くらいは福岡ステージなんですよ(笑)

向井
観る人によって抱く感想も違うと思うので、どこって限定はできないんですけど、連続ドラマを見ていても見ていなくてもわかりやすいストーリーですし、台詞も多いわけでもなく表情やアクションで見せていく物語でもあります。単純に派手なアクションも僕らの武器ですし、監督がおっしゃったようにヒューマンドラマも見て頂きたいですね。生身の人間がやっていることとして、決してスーパーヒーローものみたいにはしたくないというのはありました。血の通った人間たちが戦っている、そこに生々しさを感じて頂ければ思います。
映画では小倉も出てきますし、福岡で撮影させて頂いたところもたくさんありますので、自分たちが使ってる駅でバスジャックされてる!、と思って観て頂いてもいいですし(笑)福岡の人にしかできない楽しみ方もあると思うでの、船の中とバスジャックのシーンは、そういう楽しみ方もしていただければと思います。

 

【ストーリー】
「第3の“S”」として新設された警察庁特殊急襲捜査班「NPS」(National Police Safetyrescue)。既にある「SAT」の機動力と「SIT」の捜査権を併せ持ち、犯人の生死を問わない「制圧」ではなく、生かしたまま捕らえる 「確保」を信条とした彼らは、発足以降数々のテロ事件や捜査で実績を積みあげ、日本の治安を守る最後の砦として注目を集めていた。
ある日、平穏な日常を切り裂くかのように、突如、誘拐・立てこもり事件が発生。出動要請を受けて現場に急行する神御蔵一號をはじめとしたNPS。だが、犯人からの要求は未だになく、メンバーは現場の状況に違和感を覚えるのであった。
そんな中、太平洋沖で巨大な輸送船も何者かによって乗っ取られる緊急事態が! 積載した貨物は日本全土を燃やし尽くすほどの核燃料。一体、誰が何のために?!未曾有の事態に備え、緊急招集された首相はじめ閣僚が集まる官邸へ犯人と名乗る男から電話が入る。

「裸で私はこの世に来た。裸で私はこの世から出ていかなければならない」

スピーカーから響きわたるのは、あの因縁の男の声だった……

進み始めた日本壊滅へのカウントダウン。そして、新たな「S」との共闘!
この国の未来を取り戻すため、「S」最後の作戦が、いま始まる

 

 

 

『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』
絶賛公開中!

Spos

(C)2015「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」製作委員会
(C)小森陽一、藤堂 裕/小学館

 

 

監督:平野俊一
原作:小森陽一(原作) 藤堂 裕(作画)  『S エス-最後の警官-』(小学館「ビッグコミック」連載)
出演:向井理 綾野剛  他

〈2015年・日・120分〉

http://www.s-lastpoliceman-movie.com/

【 PRESENT 】

【オリジナルネックストラップを3名様にプレゼント】

★応募方法

ご応募はこちらから↓

http://goo.gl/forms/wuWAercz99

【応募締切】9月20日(日)