意外にも(?)福岡との縁が深い、阿部サダヲ&本木克英監督が舞台挨拶に登場!

2月17日(金)公開の『シャイロックの子供たち』の試写会がT・ジョイ博多で行われ、主演の阿部サダヲ、監督の本木克英が登壇。本木監督は、仲のいい友人が福岡にいることもあり、昨年もソフトバンクホークスの試合を観に来福した。阿部サダヲは、3年前の博多座での舞台公演以降、久しぶりの来福となったが、祖母が熊本にいたことや所属する劇団の主宰・松尾スズキが福岡出身ということもあり、九州・福岡には近しい感じがあるという。二人揃って、福岡に縁があることもあり、舞台挨拶の会場は終始アットホームでウェルカムムードたっぷりの雰囲気だった。

今回が池井戸潤原作の作品に初参加したという阿部サダヲは「原作と今回の作品は物語が全然違うので、完全にオリジナルの作品なんです。原作も面白いですし、この作品もすごく面白い。原作を読んで映画を観ても、映画を観て原作を読んでもどちらも面白くて、すごくよくできているなと思いました」。阿部が演じる銀行員・西木役についての役作りを聞かれると「実は役作りとして取り組んだことはあまりないんです。銀行員役も始めてだったのですが、脚本を読んでいると、そこまで銀行員っぽくなくてもいいんじゃないかと思って。なので、そこまで役作りはしていないです。行員って普通は背広を着るんですよね?そこに納得がいかないです、とかも言ってないですし(笑)監督の仰る通りに演じました。」といつもの軽妙なトークで会場を沸かせた。作品については「これまでの池井戸潤さん作品のイメージとは少し違うように見えたらいいなと。なんか熱血な人たち!みたいな印象がありますよね。ラグビーやってたり土下座したり(笑)そういう感じとは少し違う、この人何やってるんだろう?くらいの人がいいのかなと思っていました」。

映画オリジナル脚本について本木監督は「原作を読んでご覧になっても、ご覧になってから原作を読まれても楽しんでいただけると思います。実は脚本づくりに1年以上かかったんです。色んな可能性がある原作でしたので、オリジナルというよりは、池井戸潤さんの原作を映画をご覧になる方が、より魅力的に観て頂くにはどういう物語がいいのかを考えていました。主演に阿部さんが決まってから、阿部さんのイメージで脚本が作られていると思って頂けたらいいかなと思います。」

コロナ禍での撮影について「みんなマスクをしているからあまり喋らないんですよ。コロナの真っ最中でもあったので、お互いに気をつけていたところもありました」と静かな撮影現場だったと話す阿部。本木監督は「撮影は、本物の銀行を借りて撮影することができたんです。みなさんが毎日その現場に通って来ている感じが、本当の銀行みたいでよかったですね。ただ、柄本明さんが、こんな人本当にいるのかな?というような衣裳をご自身で発案されて止めることができなかったです(笑)」さらに阿部が「柄本さんは映画オリジナルのキャストですからね。この映画だけしか出てこないキャラクターなんです。現場に入って来られた時に不思議な格好だったので、いつ着替えるんだろう?と思ってたら、なんと衣裳だったんです」とビハインドについても語ってくれた。

最後に本作について「人気の池井戸作品はテレビでもたくさんご覧になっていると思いますが、それとはまた違った異色の映画になっています。先入観を取り除いて、じっくり映画の世界を楽しんで頂けたらと思います」(本木監督)
「地方一発目のキャンペーンが福岡でした。みなさんにあたたかく見守っていただけてうれしかったです。今日来たばかりなのに、すぐ移動しないといけないんです。もう少しゆっくり福岡を堪能したかったのですが、あとはみなさんにお任せします!芝居も物語もすごく面白いので、最後まで飽きずに観ていただけると思います。公開が2月17日で、あと1ヵ月以上あるので、その間にみなさんたくさん宣伝することがあると思います。映画もたのしんで、応援もよろしくお願いします。」(阿部サダヲ)と舞台挨拶を締めくくった。

本木克英監督、主演・阿部サダヲ『シャイロックの子供たち』は2月17日(金)全国ロードショー