市川海老蔵が一人五役に挑む!10月博多座錦秋歌舞伎は必見!
通し狂言「雷神不動北山櫻」が、いよいよ10月に博多座で公演される。
この演目は、昨年の東京・新橋演舞場での初演に続き今年4月に名古屋・御園座で上演され、博多座で3度目の公演となる。この演目で一人五役を演じる市川海老蔵さんが来福し会見が行われました。
通し狂言「雷神不動北山櫻」は、市川團十郎家に代々伝わるお家芸「歌舞伎十八番」から「鳴神」「毛抜」「不動」の三作が含まれた作品。市川海老蔵さん自らが企画し一人五役を演じ分け、大評判を取っている。
「この作品は「荒事」や「勧善懲悪」がメインのお話です。五役を演じ分けるのは、難しいことですが、鳴神は70回もやらせていただいていますし、役に関しての心配はありませんね。一言で歌舞伎と言っても、舞踊だったり荒事だったり、いろんなものがあるんです。この代々続いてきた歌舞伎という日本の伝統芸能を、たくさんの方々に伝えたいと思っています。守らなくてはならない伝統も踏まえつつ、お客さまに充分に楽しんでいただけるものを用意しています」と公演にかける意気込みを語る市川海老蔵さん。
また「歌舞伎といっても、その時代時代で少しずつ変化していっているんです。明治時代に上演していたものと、現在自分が演じている作品とでは、同じ演目でも違っています。時代とともに、作品も変化してきています。僕は実際には、自分の時代の歌舞伎しか知りませんが、自分なりの「鳴神」や「不動」を作り上げていきたいと思っています」
今回の博多座で3度目となる通し狂言「雷神不動北山櫻」。進化し続ける歌舞伎役者・市川海老蔵さんのいちばん新しい、そしていちばん勢いのある作品となりそうです。
この機会を逃すのは、絶対に損!!チケットが取れなくなる前に、早めに公演情報をチェック!!
【博多座】
●発売中
博多座開場十周年記念 錦秋花形歌舞伎
通し狂言「雷神不動北山櫻」
市川海老蔵五役相勤め申し候
■公演日/10月2日(金)~26日(月)
■作/安田蛙文、中田万助 ■脚本/今井豊茂
■演出/奈河彰輔 ■振付・演出/藤間勘十郎
■出演/市川海老蔵 ほか
■料金/A席 16,000円、特B席 12,000円、B席 8,000円、C席 5,000円
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