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東京パフォーマンスドール全50曲収録のアルバム『WE ARE TPD』上西星来、浜崎香帆インタビュー

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圧巻のダンスサミットで魅せる、唯一無二のガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称TPD)。2017年1月18日(水)に、結成から約3年半、メジャーデビューから2年半の集大成である、待望の1stフルアルバム『WE ARE TPD』をリリース。全50曲を収録したというアルバムについて、メンバーの上西星来、浜崎香帆にインタビュー。

◆ファーストアルバムが出来上がっていかがでしたか?

上西星来:結成して3年半、そしてデビューから2年半経って、本当に待望のアルバムです。ファーストアルバムで、全形態を合わせると50曲という、長いキャリアのあるアーティストさんのベストみたいな感じになっちゃったんですけど(笑)。これまでライブでしか聴けない曲ばかりでしたが、こうしてアルバムに収録されて、いつも応援してくださっているファンのみなさんも楽しんで聴いていただけると思います。そして私たちのことをまだ知らない方は、このアルバムを聞いてくれたら、東京パフォーマンスドールがどういうグループかを知っていただける、そんなアルバムになったと思います。

浜崎香帆:自分たちのアルバムなんですけど聴いていると、とても勇気づけられましたし、夢を追いかける人を後押しできるような前向きな曲がたくさん入っているなと改めて思いました。今の自分を勢いよく前進させてくれるようなアルバムになっているなと思いました。

◆お気に入りの曲はありますか?

浜崎香帆:私は「BRAND NEW STORY」という曲ですね。この曲でデビューしたので、すごく思い入れのある曲です。もちろんどの曲も好きなんですけど、キャッチーなメロディーと背中を押してくれるような前向きな歌詞が、歌っていてもいいなと毎回思うので(笑)大好きな曲です。

上西星来:ナガレボシ」という新曲が、お気に入りです。自分が目標に向かって突き進んでいる時に、何に支えてもらっているかを気付かせてくれるんです。

◆アルバムを発表して何か達成感や手応えを感じることはありましたか?

浜崎香帆:私は福岡出身なんですけど、福岡に来ている時に、友達から私たちのアルバムの曲が薬局で流れてたから、薬局に寄るつもりはなかったけど、曲につられて中に入ったよ、というメールが動画付きで送られて来たんです。地元でもこうやってTPD(東京パフォーマンスドール)の曲を、流して頂けるのはすごくうれしいなと思っています。

◆結成してアルバムを出すまでの3年半は、どんな時間でしたか?

上西星来:濃かったですね。初めて経験することが多すぎて、それに着いていくのに必死でしたし、それをやれない自分に悔しい思いをすることが多い時間でした。今もありますけど(笑)。

浜崎香帆:私もそうですが、地元から上京して、全く知らない世界に飛び込んで、出来ないことだらけで自分自身にピリピリしている時期がたくさんありました。周りには見せないけど、帰って一人になった瞬間に、すごく落ち込んだ時も多かったですね。

◆そういう頑張っていた時期のことを思い出すような曲はありますか?

上西星来:「DREAMIN’」という曲ですね。結成してすぐの頃は、初代の東京パフォーマンスドールのリアレンジバージョンを歌っていたのですが、この曲は新生東京パフォーマンスドールになってからの初めてのオリジナル曲なんです。CDデビュー前からずっと歌っているので、思い入れもありますし、何より一番辛かった時期に歌っていた曲なので。私は高校一年生まで地元で普通に高校生活を送っていたのに、上京して一気に生活が変わって、休みもないし、初めての演技に挑戦したり、演出家さんに怒られて落ち込んだり、親にも友達にも会えないという、辛い時期を「DREAMIN’」は共に過ごしたので、これを聴くとその時代を思い出しますね。

◆新生東京パフォーマンスドールはどんなグループですか?

上西星来:歌とダンスはもちろん、デビュー前にずっと9人で舞台をやっていたので、舞台上での表現にこだわっていて、それを大切にしているグループです。なので、歌だけ、ダンスだけ、という感じではなく、演劇的な表現も取り入れてTPDにしかできないステージ作りをしています。

浜崎香帆:星来ちゃんが言った通りなんですが、それに加えて、いろんなジャンルの曲を歌んです。ロック調、EDM調、もちろんかわいい曲、カッコいい曲、いろんなカラーの曲を持っているので、アイドルの曲を聴いたことがない方でも、楽しんで聴いて頂けると思います。今回のアルバムの50曲も色んなタイプの音楽を楽しんでいただけると思います。

◆「ナガレボシ」のPVを拝見しましたが、まさにそんな感じですごく素敵なMVですね。

浜崎香帆:素の表情も出てますし、ちょっと笑えるシーンもあるので、私も大好きです。

◆レコーディングやPV撮影で、思い出に残っている出来事はありますか?

浜崎香帆:私のソロ曲で「ふたりのストーリー」という曲は、DEENの池森さんに作詞していただいた曲です。実は小さい頃から、両親に連れられてDEENさんのライブに行っていて、ずっと尊敬していたんです。そういう方に歌詞を書いていただけるなんて、夢のようでした。しかもそれが私のソロ曲で、というのが本当にうれしかったです。レコーディングはいつも9人で録るので、一曲全部を一人で歌うことはないんです。でもこの曲で一人で歌うことの大変さを感じましたし、同時に歌うことの楽しさも実感しました。

上西星来:ショートカットのメンバーの脇あかりと二人で歌っている「果実」という曲のレコーディングが印象に残っています。私たちは恋愛の歌を歌うことが多いんです。舞台上でも恋愛模様を表現したりするんですけど、この曲も恋愛の曲。レコーディングの時に、あかりが録っているのを私が聴いて、私が歌う時には、あかりが聴いていて、という録り方をしました。その時に、二人で色んな歌い方を試したんです。例えば男女役に分けてうたってみたり。それはすごく勉強になりました。

◆最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

上西星来:このアルバムには、東京パフォーマンスドールの全てが詰め込まれていますので、ぜひ聴いて私たちのことを知っていただきたいです。福岡でのイベントやライブをどんどん増やしていけるように、もっともっと頑張りたいと思います。

浜崎香帆:このアルバムを聴いて、ぜひライブにも足を運んでいただけたらうれしいです!特に「BRAND NEW STORY」や「RAISE YOUR HANDS」は盛り上がるんです。ぜひいっしょに楽しんでいただけたらと思っています。

 

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