羽海野チカ原作のベストセラーコミックを大友啓史監督により実写映画化した『3月のライオン』。現在公開中の前編に続いて、4/22(土)に後編が公開。3/24(金)に舞台挨拶が行われ、大友啓史監督、主演の桐山零を演じた神木隆之介、前編の主題歌を担当したぼくのりりっくのぼうよみが登場。事前に公式TwitterやFacebookで募集した質問に答えるという、これまでの舞台挨拶とはひと味違ったトークが繰り広げられました。

◆みなさん福岡の好きなところはありますか?

神木隆之介:僕は1ヵ月くらい前に写真集を出させていただいて、そのお渡し会というイベントで来させていただきました。その時は、明太子とか海鮮とか美味しいものをたくさん食べました。

ぼくりり:CDを発売するとキャンペーンで来させていただいたりするんですけど、こないだ来たときに水炊きを食べて、すごい寒い日で、その時に食べた水炊きが美味しすぎて、その他の記憶が飛んじゃってます(笑)。

大友啓史監督:今日、空き時間の合間にラーメンを食べようと思って行ったら、すごい並んでいたので諦めて近くでチャンポン食べたんです。いきなり予定が狂っちゃった(笑)。

◆神木さんとぼくりりさんは、10代から仕事をされていますが、何か共通点はありますか?

神木隆之介:共通するとことをこれまで考えたことはなかったですけど、本当に(ぼくりりさんは)すごいなと思っていて。歌詞もそうですし、ぼくりりは文学界でもすごく評価されていると聞いていて、エッセイを書かれていたり、詩人というか、とても素敵なんですよ。その才能がすごいと思って尊敬していて、ぼくりりにしか出せない表現がいっぱいあって、それは誰にも出せない色だと思っています。本当にすごいと思っています。

ぼくりり:僕は小学生の頃から(神木くんを)テレビで拝見していたので、いまだに隣りにいる感じが慣れないというか。試写会の時も隣りに座って観ましたが、スクリーンに映っているのに、隣にもいる、みたいな不思議な感覚になりました。

◆今回はTwitterやFacebookで質問を募集した中からいくつか質問をしたいと思います。
Q:主題歌をぼくのりりっくのぼうよみさんにお願いしたきっかけは何ですか?

大友啓史監督:実は以前から聴いていて、映画のプロデューサーとも話題になっていたんです。この作品は17歳の少年の物語なので、10代の人に歌って欲しいということもありました。そこにハマったんですね。「Be Noble」も僕らが彼に求めていたものがそのまま返ってきたなという感じでした。褒め言葉としてですが、少し体温が低い感じがいいんですよ。ぼくりりくんの音楽は、パッションが華やかに出てくるのではなく、青い炎のような感じなんです。それが零くんやこの映画の通奏低音になっているものと共通する部分があるなと思って。加えて、この映画を観てくださった方に、映画館を出るときに気持ちよく出ていただきたいと思っていたので。いい曲を作ってくれてありがとうね、ぼくりりくん!

神木隆之介:最初に聴いた時に、楽曲から人間のもがき苦しむ姿が思い浮かんだんです。それはとても感覚的なことなんですけど、ひとつの球体の中ですごいパワーでもがき苦しんでいるんですけど、端から見たらそれは静かに動いている。そういうイメージだったんです。そういうことが歌詞やメロディーに現れていて、すごく美しい音楽なんですけど、その奥にもがいているパワーが漲っていると感じました。

ぼくりり:歌詞を書く時に、伝えたい思いやテーマがあって、それを書くのは簡単なんですけど、逆にそれじゃない言葉でどう伝えようか、と考えるのが僕は楽しいんです。なので、今、神木くんが言ってくれた言葉はすごくうれしいですね。今回も「3月のライオン」ぽいな、という部分もありつつ、そうじゃない部分もあるので、そこを聴いていただけたらより楽しく聴いていただけると思います。

神木隆之介:歌詞が違うバージョンもあるよね?

ぼくりり:1月にアルバムを出して、その中にも「Be Noble」という曲が入っていて、映画の主題歌になっているのは「Be Noble(re-build)」なんです。アレンジや歌詞も変えていて、アルバムに入っている方は、攻撃的な部分が前面にでているんですけど、映画の方はもう少し淡い感じにしてみました。

Q:劇中のご飯がとても美味しそうだったのですが、一番美味しかった料理、印象に残っている料理を教えてください。

神木隆之介:かめさんハンバーグ!これはまじで美味しかったです。もちろんそれ以外も全部美味しいんです。おいなりさんも美味しかったですよ!あ、映画の中では食べていませんが撮影が終わっていただいたんです(笑)。みなさんが映画を観てくださって、美味しそうだなと思われると思いますが、想像通りに美味しいです。本番が終わってもずっと食べてました。

大友啓史監督:映像に映す食材というのは、普通はフードコーディネーターが見栄えを考えて作ってくださるんですけど、今回はそれをやめて美術スタッフの手作りでやっているんです。料理にはあかりさんの気持ちも入っているので、それを考えて美術スタッフが全部作りました。もちろん僕は全部みんなが食べる前に味見しましたよ(笑)。僕はちょっと甘めの卵焼きが好きだったな。

神木隆之介:先日、LINE LIVEの前夜祭で、倉科さんが「持って来たよ〜」ってあかりさんが作る食事を持って来てくださったんです。そこでぼくりりくんも食べたよね。

ぼくりり:めっちゃ感動して、倉科カナさんが美しすぎて……。僕、めっちゃファンなんです(笑)。劇中でも神木さん、めっちゃ幸せじゃん!と思って観ていました(笑)。それが実際にお会いして手料理を食べることができて感無量でした。

Q:島田研究会で食べる鍋の中身が気になっています。中身はなんですか?

大友啓史監督:山形の「いも煮」です。島田さんは山形出身なので。

神木隆之介:それを僕は撮影が終わった後も(佐々木)蔵之介さんといっしょにずっと食べてました。

Q:棋士たちの正装、闘いの服に見とれました。役と衣裳のこだわりを教えてください。

神木隆之介:今回、桐山零の神木は、どういう衣裳にするか、というところから参加させて頂いたんです。とはいえ、衣裳さんが用意してくださるものにこんな色がいいとか言ってたくらいなんですが、ただ一つこだわったのは、ダッフルコートの襟元なんです。ここだけは譲れなかった(笑)。

大友啓史監督:あのダッフルコートは同じデザインで4色作っているんです。なので、次に観る時は、変化を見ていただきたいですね。シーンに合わせて色を変えているんです。グレーとモスグリーンとネイビーとベージュっぽい4色。裏地にもこだわって作っているんですよ。澤田石和寛さんというモードファッションを作られている方にお願いしているので、素敵な衣裳を作ってくださいました。棋士が着ている着物も全部彼にデザインしてもらっていて、零くんが後半、着ている着物も色からこだわって作ってくれています。

◆それでは最後にメッセージをお願いします。

神木隆之介:前編が公開になりましたが、後編が公開の4月22日(土)までこの続きを楽しみにしていただけたらと思っています。前編後編2部作でお届けする『3月のライオン』という作品がみなさんにとって、観て良かったと思っていただける作品になればうれしいです。

 

 

 

「3月のライオン」前編公開中!後編4/22(土)
TOHOシネマズ天神、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13、T・ジョイ博多 ほかにて全国ロードショー

【監督】大友啓史
【原作】 羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
【出演】神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶 ほか

http://www.3lion-movie.com
Ⓒ2017映画「3月のライオン」製作委員会