約2年ぶりとなる4枚目のフルアルバム「カサリズム4」は、原点回帰ともいえるドラムを全てコウスケのヒューマンビートボックスで行う形でレコーディングを行い、作詞・作曲も地元・奄美で行ったカサリンチュらしさが詰め込まれた傑作となった。

このアルバムを携えて、12月23日(日)に福岡・Gate’s7にてライブを開催!アルバム制作のこと、対バンツアーの思い出などを、語ってくれた。

◆2年ぶりですが、アルバム「カサリズム4」に込めた想いとはどんなことですか?

コウスケ:今回のアルバムは「原点回帰」をテーマに作りました。カサリンチュはヒューマンビートボックスとギターボーカルというユニットで、デビュー前からやらせて頂いているんです。これまでアルバムをリリースする時は、リリースしたシングルやタイアップ曲などが何曲か集まったら、そこに新曲をいくつか加えてアルバムを制作していました。でも今回は、まず「アルバムを作る」という話から始まりました。しかもヒューマンビートボックス、ボーカル、この二つの感じを前面に出していこうというところから、制作がスタートしたんです。

◆原点回帰をしてみて、改めて感じたことはありますか?

タツヒロ:今回はヒューマンビートボックスがすごくいい音で録れたんです。他にもエンジニアさんとサウンドプロデューサーさんとのご縁もあって、ヒューマンビートボックスとヴォーカルのみで作るということが実現したので、納得のいくアルバムが出来上がりました。なので、改めてヒューマンビートボックスとボーカルというスタイルはいいなと思いました。

コウスケ:レコーディングが楽しかったです。松浦晃久さんというサウンドプロデューサーの方に入って頂いたんです。レコーディングも元となる音源は全部二人で奄美大島で作って、そこで出来たものを松浦さんのスタジオで、レコーディングしました。歌詞もその場で書いて、そのままレコーディングしたり。今までとはちょっと違うスタイルでやらせて頂きました。

◆一枚のアルバムを通してライブに行ったような気分になったんですけど、歌詞がすごく印象的だったので、どういう感じで作られるのかなと。

コウスケ:忙しい合間のレコーディングだったし、これまでとは違う流れでしたから、制作期間が短かったんです。余裕がない中で、作っていたんですけど、逆に出来上がりをみたら、こういうスタイルの方が合うのかなと思ったり、再発見することがありました。録音の日が決まっていたんですけど、全然歌詞が出来ていない中、焦りながら作って、プロデューサーの方に相談したり。徐々に出来ていった感じです。

◆音を聴いて、言葉が生まれてきたみたいな感じなんですか?

コウスケ:それもあります。本当にタツヒロのギターと自分のビートボックスを最初に入れて、松浦さんが鍵盤を弾けるので、ジャムセッションしながら、この曲いいね!って言いながら、じゃあこういう歌詞を入れていこう、こういう歌い方をしようとか、その場でどんどん出来ていって、音を入れる。みたいな感じでした。

◆特に印象に残っている曲はありますか?

タツヒロ:「満月」ですね。僕らは中学校の同級生でやってきて、これまでも色んな事がありました。うまくいかない時もたくさんあったし。仲がいいね言って頂くことも多いですが、そういう部分ばかりじゃなくて、リアルな正直な部分を描きたいなと。8年経ちましたし改めてこれまでのこととこれからのことを自分たちでイメージしつつ紡いだ歌詞なので「満月」は大事な曲です。外がバラエティーに富んだ曲が多いので、この曲ではストレートに伝えようと思いました。

コウスケ:セッションしながらできた「∞(エイト)」です。僕たちはデビューして8年になるんです。タツヒロも言いましたけど、いいことばかりじゃありませんし、たくさんの出会いと別れもありました。代わりのきかない大事な人たちがたくさんいる中、色々気づくことができたことを表現できたかなと思います。

◆奄美大島で作られたと思うと、また違った印象を受けるかもしれないですね。

コウスケ:今回のアルバムのジャケットも全部奄美大島で撮影したんです。原点回帰ですから全てが奄美大島なんです。前面に初回限定盤のジャケットも自分たちの故郷・笠利町の海ですし、通常版の方はkoya-cafeと言って先輩がやっているカフェなんです。

◆今回は福岡と鹿児島でツアーがありますが、このツアーはどんな感じしようと思われていますか?

タツヒロ:新しいアルバムが出ているのでそのアルバムの中から新曲やろうと言うのと、僕たち2人だけでなく、サポートメンバーさんも一緒に回るんです。このスタイルは、今まで東京大阪ではやったことあるんですけど他の地方は初めてなんです。鍵盤の人ともう1人の方がギターチェロができる方と一緒なので、今まで2人でやっているのとは別物になると思います。原曲に寄り添うようにしつつでもライブならではの遊びも入れながらやっていきたいと思っています。

◆ライブで楽しみにしている事はありますか?

コウスケ:今回はレコーディングで自由にビートボックスを入れさせてもらったので、ライブはもっとより一層自由に……

タツヒロ:レコーディングでやったことを覚えてないでしょ(笑)

コウスケ:(笑)それもあるんですけど、レコーディングでは2人で作った音楽になっているのですが、ライブではそこに鍵盤とチェロが入るので、もっと楽しみたいなと思っています。でもホントにレコーディングでも2回くらい録ったんですけど、ビミョーに違うんですよ。ライブだと本当にその場で二人のノリでやるので、アルバムとは全然違いますね。

◆福岡で楽しみにしている事はありますか?

コウスケ:やっぱり食べ物ですね(笑)。僕たちはお酒が大好きなので、おいしい焼き鳥だったり、これからの季節になると水炊きも美味しいですし、安定のラーメンも楽しみです。

◆福岡でのライブへの想いをお願いします!

コウスケ:福岡でワンマンライブをする日が12月23日クリスマスイブイブです。日曜日でお休みなので、ぜひともクリスマスの予定の前に、ついでに来ていただけるのも面白いかなと思います(笑)。恋人、家族、もちろんお一人でも来ていただけたら、カサリンチュがサンタの代わりに音楽でたくさんのプレゼントできる自信もあります!ぜひとも遊びに来ていただきたいですね。

タツヒロ:ヒューマンビートボックスがどういったものか、スタイル自体を見たことがない人がまだまだたくさんいると思うんです。ライブを一度見ていただけると、色んな音が出ているので、そこで感新しく触れる音楽が待っていますので、ぜひ楽しみにお越しください。面白いライブになっていると思います。

 

カサリンチュ全国ワンマンライブツアー
「あなたの笑顔にやめとま感謝祭2018」

12月23日(日)Gate’s ‘7
OPEN16:30 / START17:00
全自由(整理番号順入場) 4,500円(税込)

【サポート】
鍵盤:大坂孝之介
チェロ&ギター:伊藤ハルトシ

問い合わせ:キョードー西日本 0570-09-2424(11:00〜17:00/日曜日、祝日休み)