人生は鉄道に乗った長い旅———7年ぶりの『RAILWAYS』シリーズ最新作!

人生を鉄道になぞらえて描いてきた「RAILWAYS」シリーズ最新作の舞台は、鹿児島県〜熊本県を結ぶ〈肥薩おれんじ鉄道〉。鹿児島県・阿久根市を中心に、美しく彩り豊かな九州の西海岸の町で、愛する人を失った“ふぞろい”な3人の家族の再出発を描く。

本作で、夫の突然の死をきっかけにシングルマザーになった奥薗晶役を演じた有村架純、吉田康弘監督が鹿児島、熊本、福岡で舞台挨拶を行い、最後の舞台挨拶となったT・ジョイ博多に登場!

◆ここが最後の舞台挨拶ですね。なんと九州ツアーは13回目なんですね。

有村架純:そうなんです。さっきその数を聞いてビックリしました。キャンペーン最後の舞台挨拶で、とても名残惜しいのですが、最後まで楽しい時間を共有できたらいいなと思います。

◆今振り返って九州の舞台挨拶はいかがでしたか?

有村架純:各地、各劇場でみなさんの反応も違いましたし、質問コーナーを設けたりして、やり取りをさせていただいて、とても楽しい時間でした。実はこれまでキャンペーンなどで九州をまわったことがなくて、とても新鮮な気持ちでしたし、反応が返ってくることがうれしかったです。

吉田康弘監督:みなさんにこやかな表情をされていて、すごく温かく迎えてくださっているのを感じましたし、上映後の舞台挨拶では、涙ぐんでいらっしゃる方もいて、有村さんが喋っている時に、ずっと頷いているお母さん方とか、娘を見るような感じで見ていらっしゃるなとか。そういう思いがダイレクトに伝わって来てうれしかったです。

◆福岡の思い出はありますか?

有村架純:別の作品でちょうど1年くらい前に舞台挨拶をさせていただいた時に、初めて福岡に降り立ちました。今回福岡には昨日着いたのですが、福岡タワーを見たりしてイルミネーションが綺麗な街なんだなと思って見ていました。

吉田康弘監督:撮影で何度か来させていただいたこともありますし、キャンペーンで来ることも多いですね。個人的には空港から中心地がすごく近くて、それがうれしいんですよ。色んな所を訪れる中で、福岡は一番ですね。美味しいお店もたくさんありますから(笑)

◆今作では運転士役ですが、実際にやってみていかがでしたか?

有村架純:用語を覚えるのが大変でした。私が演じた奥薗晶としても、初めて見る景色、初めて触るもの、初めて発する言葉とかがいっぱいあったので、そこは等身大で演じられればいいかなと思っていました。難しかったのは、ブレーキをかける時に、段階があって、急ブレーキをしないようにゆっくり止まるためには、1から8番くらいまで番号があって、1,2,3で止めて、次に5,6を止めると、ゆっくりやっていくのですが、手を見たらダメなんです。ちゃんと前を向いて感覚でやらないといけなくて、それをお芝居でよりスムーズにするためにはどうしたらいいのか、というのをちょっと手こずりました(笑)。

◆監督から見て、有村さんの運転士姿はいかがでしたか?

吉田康弘監督:制服姿がめちゃくちゃキュートでしたし、カッコイイですよ!

有村架純:割とタイトな制服だったので、衣裳合わせの時点で、これは太れないなと思って気をつけました(笑)。

◆九州のロケでは美味しいものを召し上がりましたか?

有村架純:誘惑がありすぎて(笑)、ぼんたんも美味しかったし、黒豚やさつま揚げなど美味しいものがたくさんあるし、お酒も美味しいし。W主演の國村隼さんは撮影が終わった後にホテルの近くにあるお店に行ってお酒を飲んで帰るという、それがルーティンになってたらしくて(笑)、たまにそこに私がお邪魔して、一緒に楽しい時間を過ごしたりしてました。実はおばあちゃんが鹿児島にいて、いつも田舎に帰っていたので、九州は以前からとても好きな場所なんです。

◆ということは、この映画の雰囲気は馴染みのある雰囲気でしたか?

有村架純:そうですね。鹿児島弁もよく聞いていましたし、美味しいご飯も食べさせていただいていました。阿久根の景色が、私のおばあちゃんが住んでいる場所に似ていたので落ち着きました。

◆監督は撮影で印象に残っていることはありますか?

吉田康弘監督:色々地方で映画を撮影させていただいている中で、今回の撮影地での協力体制というのが、本当にありがたかったです。エキストラの募集にすごくたくさんの応募があり、多すぎてこちらで選ばせていただくことになったんです。いつもはなかなかエキストラが集まらないことも多いのですが、こんなにたくさんの方々が手を挙げてくださったのはうれしかったですね。それにみなさんお芝居が上手で。

◆この作品は家族をテーマにしていますが、この冬、家族とこんな時間を過ごしたいと思っていることはありますか?

有村架純:今年は、有り難いことにゆっくりできる時間があるので、家族と旅行に行く計画を立てています。行き先も宿もとりました。あまり詰め込まないスケジュールを組むのがポイントです(笑)。癒しの旅にしたいので。ゆっくりのんびりしたいなと思っています。

吉田康弘監督:あまり人が多くないところでゆっくりしたいなと思っています。東京で過ごすか、実家のある大阪で過ごすか、まだ決めかねているんです。とりあえず東京に帰ったら炬燵を買おうかなと(笑)。家族と過ごすのに炬燵は大事ですね。

◆この作品はどんな方に観て欲しいですか?

有村架純:家族と常にいっしょにいると、いて当たり前の存在になってくると思うのですが、改めて一番近くにいてくれる家族を大切に思える作品だと思います。なので、仲の良い家族でも、そうじゃない家族でも、みなさんに観て頂きたいですね。

吉田康弘監督:肥薩おれんじ鉄道という実在している鉄道会社を舞台にしていますし、鹿児島県の阿久根市を中心に熊本や一部福岡でも撮影させて頂いています。本当に全て実在している土地や駅をお借りして、撮影しましたので、九州の方々にとってはリアリティーを感じる映画になっていると思います。なので、九州の方々に、阿久根にはこういう家族がいるんだろうなと思って観て頂きたいですね。

◆これからご覧になるみなさんに一言お願いします。

吉田康弘監督:九州の実在している風景がたくさん映っています。この映画を観ていいなと思って頂けたら、その町を訪れてみるとか、みなさんのご家族のことを感じて頂ければと思います。

有村架純:この作品は、家族の在り方とは何だろう?ということを改めて考えさせてくれる作品になっています。大切な人がいたら感謝や愛情をたくさん伝えて欲しいなと思います。みなさんの背中を少しでも押せる作品になっていたらいいなと思います。

 

 

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」11月30日(金)全国ロードショー

【監督・脚本】吉田康弘
【出演】有村架純 國村隼
桜庭ななみ 歸山竜成/木下ほうか 筒井真理子/板尾創路 青木崇高

©2018「かぞくいろ」製作委員会

http://railwaysmovie.jp/