12/1(金)公開『探偵はBARにいる3』の大泉洋&松田龍平が来福し、福岡タワー点灯式に登場!そして、4年ぶりとなったシリーズ3作目の撮影秘話や2人の関係を語ってくれました。

まずは点灯式の様子を写真でお届け!会場には2000人の応募の中から当選した700人が来場。加えて一般観覧者300人が集まり、寒空の中1000人が2人を歓迎し、盛大な点灯式が行われました。

ここからは作品について!

◆『探偵はBARにいる3』は、4年ぶりになりましたが今のお気持ちはいかがですか?

大泉洋:北海道でロケをしていますと、「洋ちゃん、探偵まだやらないの?」と聞いてもらえて、ファンの方も待ってくださっている作品だなと実感していました。今回、僕の中では1よりも2よりも、飛び越えておもしろい作品にしなきゃいけないという思いもあり、台本を作り込むのに4年ほどかかりましたが、その甲斐あっていい作品になりました。早くファンの方に観て頂いて喜んでもらえたらという気持ちです。

松田龍平:何年空いてもこうして3がやれることを幸せに思っていますし、これからもやれたらなと、そんなことを考えながら宣伝をやらせて頂いています(笑)

◆お二人は久しぶりの共演ですが、撮影中はいかがでしたか?

大泉洋:それはよく聞かれるんですけど、私は演じていて4年ぶりという感じはしていなくて、毎年やっていたかのような感じでした。高田(松田龍平)とも、最初のシーンから“そうそう!これこれ!”という感じでスッと撮影に入れました。今回は前作に比べるとアクションシーンが少なめだったので、(アクションシーンは夜撮影することが多かったため)その分、夜ご飯に行く時間が結構あったんです。なので今回は共演者全員とご飯に言っていると思います。龍平くんとも何度もご飯に行けたので、僕はとても楽しかったですね。
実は撮影に入る前に、今回は探偵史上最高に厳しいスケジュールだと脅されていたんです(笑)。確かに休みはありませんでしたが、撮影がお昼で終る事が多くて、夜時間があったので楽しかったですね。リリー・フランキーさんは、福岡の方なんですけど、なぜか札幌のBARに詳しくて。夜ご飯までは僕がご案内して、その後、飲むお店やBARはリリーさんが教えてくれて飲みに行く機会が多くて僕はとても楽しかったです。

松田龍平:4年ぶりですけど、久々に来て、やっぱり札幌はいいなと思いました。あれだけ大きな街が雪で閉ざされている空間がすごく好きなんです。撮影後に大泉さんとご飯食べに行って、大泉さんはご飯を食べた後、歩いて帰る事が多いんですけど、僕も一緒に2人で歩いてホテルまで1時間くらい歩いて帰るんです。その時、大泉さんが先を歩いて、僕に歩き方の指導をするんですよ。

大泉洋:雪の道は滑るんでね。

松田龍平:それがしつこいなっていうくらいの指導で(笑)、でもその感じが僕の中で、いい思い出というか、やっぱり探偵はこれだなと思っていました。その時に、大泉さんとこういう普段のシーンを撮ってくれたらいいのにね、って話をしたのを覚えています。

◆大泉さんのお店のセレクトはいかがでしたか?

松田龍平:もちろん、間違いないです。でも、シリーズで何度も来ているのでそろそろ自分でも。。。頼ってばかりはいられないなと。そういう気持ちも今回は作品にも反映されていると思います。

大泉洋:うれしいですね。もし次回この作品が作れたら、松田さんにご飯を連れてってもらえるんですかね。松田さんが自分で行くお店って、ホテルの近くのラーメン屋しか知らないんですけど(笑)。ラーメン屋に連れていかれてもな~と思いますが、どんなお店に連れて行ってくれるのか期待しちゃいますね。

◆4年が空いて撮影に入るという時に、すぐに相棒という感じですっと入れたんでしょうか?

大泉洋:それは、全然苦労はなかったのですが、ちょっとだけ僕が心配したのは、今回松田さんが連ドラのスケジュールを縫っての撮影だったんです。1と2は割と北海道にデンといらっしゃったんですよ。中3日とか空いた時も、撮影がないから絶対に東京に帰ってるだろうなと思っていたんですけど、そのまま居たらしくて、「いたの?何してたの?」って言ったら「特になにも。。。」って。ホントになんでいたんだろう?っていう人だったんですけど(笑)、今回はそういう余裕がなさそうだったので、大丈夫かなと思っていたんですけど、撮影は大変そうでしたが、イライラするとかピリピリするということもなく楽しく撮影できたので、すごくうれしかったです。

松田龍平:大泉さんは3ということもあって、気合いもすごく感じたし、割と本番に行く前に顔を両手でパンッと叩いて「よっしゃあ!」と言って撮影に入ってたんです。

大泉洋:そういう記憶はないんだけど。。。僕、そんなことやってました?(笑)言ってたっけ???

松田龍平:やってました。その気合いが僕にはちょっと重くて。僕は東京の人だし……

大泉洋:もう一度言いますけど、そんなことしてました?だとしたら、すごく恥ずかしいんだけど。44歳のおっさんが撮影に入る前にパンパン「よっしゃあ!」ってやってたとしたら、そりゃ重いよね(笑)。

松田龍平:それくらいですね。後はいつもの大泉さんでした。高田の役は、大泉さん演じる探偵の演技を受けてどうリアクションするか、そこだけで役を作っていたところがあったので、今回も楽しかったですね。

◆お二人それぞれの俳優人生にとって、このシリーズはどんな位置付けの作品でしょうか?

大泉洋:私にとってはすごく大きな作品です。「探偵はBARにいる」の時は、まだ僕自身が大きな役をさせていただいていなかったので、選ばれてビックリしたという感じでした。1がヒットした時に、ある記事に書いてあった事がすごく的を得ていて、どういう記事かというと「この映画が今、ヒットしている。それは映画界にとってはすごくいいニュースなんだ」と。「なぜならこの『探偵はBARにいる』という作品は、前段階ではヒットする要素がなかった。原作はあるんだけど、ミリオンセラーのようなベストセラー小説ではない。あと、ドラマから映画化されたというものでもない」。一番最後が非常に納得がいったんですけど、「最後に、主演に映画興行の実績がない」って書かれてあったんです。まさにその通りなんですよ。私自身も、これだけ規模の大きな映画だったから、プレッシャーも大きくて、当たらなかったらどうするんだろう?と思っていたので、宣伝もすごく頑張ったし、一所懸命やらせてもらって、ヒットと言えるような成績が残せました。何よりこの映画のおかげで僕の俳優としての見え方も少し違って来たんじゃないかなと思うんです。『探偵はBARにいる』で主演をやった大泉だということで、他の仕事への広がりもできました。しかも私の生まれ育って、今でも活動の拠点でもある札幌を舞台にした映画というので、本当にありがたかったですね。この映画を他の北海道出身じゃない俳優さんが主演をしていたら、どんな思いだっただろうと思うと、私で良かったとホッとするばかりなんですけど(笑)。私にとってはそういう作品です。

松田龍平:もちろん好きな作品です。この映画のおかげで札幌も好きになりましたし、また来たいなという思いでいます。でもこうやって同じ役をドラマではなく、映画でシリーズで長年やれるということは、なかなか経験できないので、それを噛みしめています。これからも続けていけたら最高だなと思います。

◆このシリーズは毎回、大泉さんのサウナのシーンがありますが、これまでの作品で身体を鍛えて望んだそうですが、今回も身体を鍛えて役作りをされたのでしょうか?

大泉洋:なかなか痛いところですね。毎回、サウナのシーンがあるので、身体を締めたいなと思ってやるんですけど、今回も前作と同じタイミングでトレーニングに入ったんですが、4年という年月は驚くほど私の身体をダメにしていたんです。いつも通りの感じでトレーニングしていたんですけど、肩が痛くなってトレーニングできなくなったので、今回は若干仕上がらないままに撮影に入りました。やっぱり40歳を超えてからの自分の身体のダメさというのは、よく言われますけど、こういうことだったのかと(笑)。今まで出来ていた事が出来ないんです。毎年トレーニングしていれば違うとは思うんですけど、私はなんともズボラは俳優なものですから、探偵の撮影がないと鍛えないんです。4年間空いちゃったもんですから、いつも通りトレーニングを始めたら、あっさり身体が壊れました。だからもっとじっくりやらないといけなかったんですね。この歳になるとね……自分の身体の限界を感じた「探偵3」でしたね。

◆松田さんはアクションシーンが印象的でしたが、意識された点は?

松田龍平:今までは撮影当日に殺陣を付けてもらって、その日のうちに撮っていたので、結構大変だったんです。それが今回は、先に本番で使う殺陣を組み立ててもらって、それを練習するという感じができたので、少し楽でした。これまではスタントの方と戦っていたのでどれだけ強くやっても大丈夫ですよ!と言ってくださって、思いっきりやれたのですが、今回は俳優さんとの戦いだったので気を使いました。相手は格闘技をやられている俳優さんですけど、それは殺陣とはまた違うんです。だからお互いにちょっと遠慮しながら、でも遠慮しすぎない絶妙なバランスがアクションって難しいんだなと、改めて思いました(笑)。

◆大阪でのイベントで次は大阪が舞台だと言われていましたが、福岡を舞台にした「探偵〜」はいかがでしょう?

大泉洋:実は次は福岡にしようと思っていたんですよ(笑)。次は、私は福岡だと。探偵はBARにいる4は中洲で大暴れ!

松田龍平:今回は福岡出身の俳優さんがたくさん出演されていますからね。

大泉洋:松重豊さんも、野間口徹さんも、リリー・フランキーさんも福岡ですからね。だからこの映画は福岡の映画だと思ってみなさんには見て頂きたいですね。これは福岡の映画ってことは、九州の映画と考えて頂ければいいと思います。たまたまシーンとしては北海道が多く写りますけど(笑)。それに街並みも札幌と福岡は似てますからね。4は作れればそれこそ福岡で。私はそう思ってるんですけど、プロデューサーがね……もちろんこれから説得に入りますけど。次は福岡でやろうと思ってます。でもこれ以上の街から言われると厳しいですね。大阪と福岡で約束しちゃったからな……それ以上は厳しいな……なんとかここまでで修めたいと思います。

 

12/1(金・祝)T・ジョイ博多、ほかにて全国ロードショー

【監督】吉田照幸
【脚本】古沢良太
【原作】東 直己「ススキノ探偵」シリーズ(ハヤカワ文庫)
【出演】大泉 洋、松田龍平、北川景子、前田敦子、鈴木砂羽、リリー・フランキー

http://www.tantei-bar.com/

Ⓒ2017『探偵はBARにいる3』製作委員会