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どんな相談にも真剣に考え答えてくれる雑貨店。そんな「ナミヤ雑貨店」に訪れた、たった一夜の優しい奇蹟。
時を超えた手紙が、彼らの未来を変えた——「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」が待望の実写映画化!
これまでも数多くの作品が映像化されている、人気作家・東野圭吾。2012年に発売された『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、5つのエピソードが時代を超え緻密に絡み合った美しい群像劇。ラストに訪れる深い感動から“東野圭吾作品史上、最も泣ける感動作”として大ベストセラーに。
実力派が集うキャストの中、主演を務めるのは、ドラマ、映画などに精力的に出演し続ける山田涼介。敦也という辛い生い立ちを抱え心に傷を負った青年を静かな熱で演じきった。この主人公・敦也の幼馴染みで行動を共にする翔太と幸平を演じた、若手俳優のホープである村上虹郎、寛 一 郎の二人にインタビュー。

◆原作を読まれての感想は?

寛 一 郎:とにかく伏線の多さに驚きました。その伏線を回収していく作業は、楽しいんですけど、それとは違った感動が映画にはありました。

◆出来上がった作品を観ての感想はいかがですか?

寛 一 郎:純粋に面白いと思いました。僕らはほとんど3人だけのシーンだったので、他のシーンがどういうものになっているのか知りませんでした。率直な感想は出演されている俳優さんの演技がスゴい!と思ったことと、そこに僕らのシーンが繋がっていたのが、とても嬉しく感じました。俳優としてもそうですが、映画の中でもこんな素敵な人たちと繋がれて本当に嬉しかったです。

村上虹郎:出来上がった作品を観て、こんなシーンあったかな?と思ったところもたくさんありましたが、脚本を読み返したらちゃんと書いてありました(笑)。3人だけのシーンが多かったこともありますが、演じている時は(作品中で)3人の世界での話をしていたので、出来上がって、他のシーンと繋がっているのを観て、改めて僕たちが演じていた役が見えて来た感じもありました。撮影で行った大分県の豊後高田の撮影も思い出しましたね。

◆大分の撮影で思い出に残っていることはありますか?

村上虹郎:僕たちは大分では撮影がほとんど夜だったんです。夜逃走するシーンがいっぱいあったので(笑)。お昼は時間があったので、寛一郎とドライブしようと話してたのに全然起きないんですよ!でも温泉に行ったりお蕎麦を食べたり、有意義な時間が過ごせました。

寛 一 郎:昼間は虹郎とご飯を食べて温泉行くか、街をブラブラする。夜は撮影でひたすら走るって感じでした(笑)。温泉に置いてあるマッサージチェアでのんびりしたりして。撮影も楽しかったですね。

◆役作りで難しかった事はありますか?

寛 一 郎:僕は好きにやらせていただきました。この3人は孤児であるというのと、僕はコインロッカーに捨てられていたという設定以外は、設定がなかったので自由に幸平という役を作る事ができたのでラッキーでした。

村上虹郎:その当時、僕が村上龍さんの「コインロッカーベイビーズ」を読んでいたんです。そしたら幸平の役がコインロッカーに捨てられたという境遇の役だったので、その本を薦めました。

◆現場での3人の雰囲気はいかがでしたか?

村上虹郎:誰も気負いすぎてなく、雰囲気は良かったです。寛一郎がすごく人見知りというか、自分から声を掛けに行くタイプではないので、いつも一人静かにしていたのですが、ある時、山田くんと寛一郎がゲームの話ですごく盛り上がっていて、僕も強烈に勧誘されたのですが、僕だけ持っていなくて。そしたら偶然にもゲーム機を誕生日のプレゼントにもらったんです。僕よりも2人の方が喜んでいました(笑)

◆お互い刺激になったことはありますか?

寛 一 郎:年齢が近い俳優さんといっしょに撮影するのが、この作品が初めてだったので、現場の居方や芝居も含めて全てが刺激的でした。山田くんはすごい集中力で、僕らが気を抜いているところでも、ちゃんと集中しているし、虹郎の現場の居方も知ることができました。虹郎は同じ年ですけど、(俳優としては)先輩ですから、今後自分が現場でどう立ち居振る舞ったらいいのか、ということを考えさせられました。

村上虹郎:山田くんは現場では敦也として存在しているし、監督もスタッフの方も、僕らを役名で呼ぶんです。僕ら同士も役名で呼び合ったりしていたので、現場に入ると自然にその役としてそこに居る事ができました。山田くんの集中を持続させる力というのは、本当にスゴいと思いました。すごく楽しい現場でした。

◆監督とは何か役作りなどについて話をされましたか?

寛 一 郎:僕は廣木監督とお会いするのは初めてだったのですが、監督も口べたで僕も口べたなんです。なので、ほとんど会話がなくて(笑)、演出についても最初は少しお話しましたが、幸平という役を、こんな役にしたいというリクエストは特になかったので、実は結構現場で不安でした。これでいいのかな?という感じで芝居をしていました。でも違うと思ったら、そう言ってくださることはわかっていましたから、とにかく自分が感じた幸平という役を演じきろうと思っていました。

村上虹郎:廣木監督は、口数は少ない方ですが、3人の関係性がきちんと出来ていたら、自由にやっていいよという感じだったんです。僕は割と誰とでもフランクに話をするタイプで、廣木監督とご一緒するのは3回目なのですが、特に話をした記憶はないんです(笑)。でもそこにちゃんと信頼関係が生まれている感じはありました。

◆「ナミヤ雑貨店」に悩み事の相談をするなら、どういったことを手紙に書きますか?

寛 一 郎:基本的に僕自身は悩み事を人に相談しないんですよ。自分で解決しようとするし、相談しようとも思わないですけど、雑貨店があったらもしかしたら何か相談するのかな?とも思いますが……今はないですね(笑)

村上虹郎:僕も今はないですが、今日はせっかく福岡に来たのに日帰りなので、それをどうにかして欲しいと相談したいです(笑)。

◆手紙にまつわる印象深い思い出はありますか?

寛 一 郎:僕は、手紙を書いた事がないんです。役では真っ先に手紙を書こうって言うのに幸平も一度も書いた事がない。僕自身も書いた事がないのでそこは役と同じでした(笑)。手紙をいただくことはたくさんあって、母親から誕生日の日に手紙をもらったりするんですけど、それに返事は書かないですね……。メールとかLINEで済ませてしまうんです。
でもこの作品に参加してみて、書きたくなりました。手紙って、書く側ももらう側もすごくパワーがいりますよね。その分気持ちが乗っているので、大変だなと思いますが、母親には書こうと思いました。

村上虹郎:手紙を書くのって面倒ですが、面倒だからいいというのもありますよね。手紙を書く時って、まず文房具屋さんに行って、封筒や便せんを選ぶ。そこにも良さがある。選ぶ便箋や封筒にセンスも出ますし。18歳の自分の誕生日に、普通だったら親からもおめでとうというメールが来るのですが、18歳の誕生日だけは、自分から両親にメールをしました。「虹郎って名前を付けてくれてありがとう」と。そしたら親父からは短くてカッコいいメールが来て、母親からは長い、まるで詩のような返事が来ました(笑)。

◆悩みは相談しないと言われてましたが、誰かに言われたり励まされたりした言葉で忘れられないものはありますか?

寛 一 郎:僕は悩みを相談する事がないので……あんまり励まされたりすることもないですけど、例えば先輩と会話をしている時に、自分が悩んでいることと、その人が話している事が一致していることがあったりしたら、その言葉をもらって自分の中で咀嚼しようとします。でも悩んでいる事の答えを、映画などの作品を観て解決する時もあるんです。なので、もしかすると、そこで影響を受けている事があるかもしれないですね。自分では気づいていないですけど(笑)。

村上虹郎:デビュー当時、僕自身が「とりあえず」とい言葉が嫌いだったんです。でも当時母親が住んでいた沖縄で、近くに居た牧場主の方と話をしていて、「お前はとりあえず、という言葉を嫌ってるけど、人生は全部とりあえず、なんだよ。そのとりあえずで選ぶものは、その時々の自分で変わってくるけど、全部とりあえずから始まるんだよ。何でもとりあえず始めてみないと解らないだろう」と言われたんです。なので、今は、とりあえずやってみないと自分の得手不得手がわからないので、色んな事に挑戦しようと思っています。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
9/23(土)UCキャナルシティ13、Tジョイ博多ほかにて全国ロードショー

【監督】廣木隆一
【原作】東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫刊)
【出演】山田涼介、村上虹郎、寛 一 郎、成海璃子、門脇麦、林遣都、鈴木梨央、山下リオ、手塚とおる、PANTA
萩原聖人 / 小林薫 / 吉行和子
尾野真千子 / 西田敏行

©2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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